ふるさぽ流空き家川上川下理論

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。

 

今日は「ふるさぽ流空き家川上川下理論」というテーマでお話しをさせていただきます。毎回この音声ブログでは過去の話を元にお話ししています。我々も講演会や勉強会に呼んでいただくのですが、その時に必ずお話しすることの大元のお話しを今日はしようかなと思っています。

 

ほとんどふるさぽのお話しというのは、空き家マッチングの活動の中から実際に経験してきて壁にぶち当たり、そこから次の方向性を見つけています。その中で1番大きかったのが、「川上川下理論」という独自に我々が考えている考え方ですが、とかくこのマッチング活動というのはどうしても幅が広いので、いろんなものをしないといけないというところにいきつくのです。

 

1番最初は空き家マッチングというところで空き家の掘り起こし、そこに住みたい人を探してこの2つをマッチングしていくということからふるさぽは始まっていきます。そこから次、空き家の利活用の方法というところで住まいという選択はもちろん、皆さんが集まる場所例えばカフェなどの幅広い利活用の方法にも目がいきます。

 

そこまでいってしまうと、どうやって人に使っていただくかという話と元々ある空き家はどこにあるのかというところで、空き家の活動についての落とし穴みたいな形でどんどん深みにはまっていくと、活動自体がどっちつかずになってしまうということが我々の経験上ありました。

 

その中で当時思っていたのは、自分たちの活動は分類してみるとどの部分をやっているのかと考えたときに気づいたのが川上川下理論でした。川に例えて川上川下があり、ずっと行っているこの活動というのをそもそもなんでこんなに大変なんだろうと考えており、その中で空き家がぜんぜん減らない、減らないどころかぜんぜん追いついてもいないし、どんどん増えているという現状に気づきました。

 

そこでの取り組みは、川に例えると川下でした。川下があるということは川上があると。川上の部分を止めないことにはどんどん川の流域が広がって、水量もどんどん増えてこの水量を減らすという点に我々は注目して川上というお話しになったわけです。この川上をどうやって止めるかというところで、空き家の早期決断というお話しになっていきます。

 

活動の中から見出した川上川下理論を深く学ぶためには、オンラインサロン空き家ラボがありますので、ぜひそちらもご覧いただければなと思っています。今日はこのへんで終わります。ありがとうございました。

 

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