売れない空き家 決められないお値段

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「売れない空き家 決められないお値段」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

所有者皆さんのだいたいの特徴を今日はお話ししますので、活動家の皆さんにも参考になりますし、所有者の方にもそういうふうに陥るのだなというところをご参考にしていただければなというふうに思っています。我々は空き家のマッチングを数多くしていますが、その中でやはり1番最初に所有者の方が気にされるのは以前からもお話ししていますように、お金の問題です。「今いくらで売れるのか、解体するにはいくらかかるのか」そのへんはおねだんシュミレーションソフトをつくった経緯のお話しも数日前させていただきましたが、その中でもいくらで売るというお値段の設定の仕方です。

 

結局はいくらで売るというところを所有者の方が概算でもいいので粗々決めておくということは非常にそのあと大事なことなのです。なぜかというと、決めていないばっかりに結局のところ欲しい方の値段が出てくると思います。決めていないけれどいくらぐらいで売ってくれるのか、逆に「いくらで買ってくれますか?」という話になった時に、「では100万ぐらいで欲しいです」というと100万では売れませんという話になってそれよりも少し高めの値段設定をされます。

 

相手の出方を見ながら値段設定をすると、言い方が非常に悪いですけれども相手方の足元を見ながら値段を決めていくということをやってしまうといつまで経っても決まらないのです。やはりそれよりも高く売りたいというところがありますので。それが例えば金のように劣化しないものであればいいのですが、家というものは劣化していきますから。

 

どんなに管理していても、台風であったり湿気であったりで経年変化していきますのでそのへんのバランスがとれなくなり結局のところ売れないという図式がよくあります。我々ふるさぽでも相談を受けた際、最初に値段を決めてください。もう1つ付け加えるのであればご自身でというところは必ずお話ししています。こちらがだいたいこれぐらいで売れますよという話をしたところで、納得していなかったらぜんぜんダメなのです。

 

高くても安くてもとにかく自分で所有者の方に決めていただく。決めていただいたらそれで走る。高ければ売れませんし、安ければ売れますが所有者の方がなかなか納得のできない値段になるということもありますので、どちらでもいいのです。自分が納得する値段を出していただいてそれを市場に出してみると。そこで反応を見ながらうまくいけばいいですし、うまくいかない場合は次の対策を練る、できるだけ早い段階でやっていただくということをお話ししています。

 

テーマは「売れない空き家 決められないお値段」ということで早めのお値段設定をしていただけるとスムーズに動くかなというふうに思っています。このへんで今日はお話しを終わらせていただきたいと思いますが、このような話もオンラインサロン空き家ラボの方で詳しくお話ししていますので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。今日は以上です。ありがとうございました。

 

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