データは活かされてデータ

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「データは活かされてデータ」というテーマでお話しさせていただきます。

 

今空き家ツアーを計画していまして、そのために物件探しなどの最終調整の段階に入っています。まだ取りこぼしがないかなということで、今ある空き家のデータを洗いざらいもう1回調べているという中で動いています。日々、所有者の方から相談や利用したいという方からの相談、いろんな相談がやってきます。

 

相談などはデータベース化してはいますが見直すということは年に1回2回ですので、それをどう活かしていくかというところまでの流れというのが実際は日々の業務に追われていまして、なかなか難しいのが現実です。改めてデータの重要性を感じます。「こんな相談あったな、あんな相談あったな」「所有者の方からこんな要望があったな」というのは、日々記録はしていますがそれを活かす。

 

つまり要望を実現するために、その声を誰かに伝えていく。適切な団体や適切な人たちに伝えて次の段階に持っていくということを意外にしていなかったなと思います。日々その時にやっているつもりではありますが、気づいてみると意外にそのプロセスを踏んでいないなという思いがありまして、データは蓄積するだけではだめだと。蓄積されることも大事ですが、蓄積されたあとどう活かしていくかどう繋いでいくかということでしょうね。

 

これは我々だけではなくて、いろんな団体もそうだと思いますがいい情報は持っていてもそこからの壁が破られなくて、解決できる問題が解決できないというところもあるなというふうに思っています。だからこそもう少しデータを整理しながら、しっかり声に出していただいているものは今さらながらですがしっかり繋いで、そこに見え隠れする声なき声みたいなものもデータから見えてくるとおもしろいなと思いました。

 

所有者の人柄やどんなことを考えていらっしゃるのだろうかとイメージできる人間関係であればあるだけ方法はいっぱい出てくると思います。それこそデータから見えてくる何かみたいなところも追及できればいい流れになるのではないかな、データが活きてくるのではないかなとふうに思っていますので、皆さんのところでもデータの重要性を再度認識していただくこともひとつかなというふうに思っております。ということで今日はこのへんで終了させていただきます。ありがとうございました。

 

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