【効果】GISを無理くりは非効率のモト

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。さて昨日に引き続きふるさぽマップの効果についてお話ししようと思います。これは効果というべきか課題というべきか、ちょっとそこは疑問なのですが当時空き家調査を行った時の他の市町村の皆さんから聞いた声を今日はお話ししようかなと思います。テーマは「GISを無理くりは非効率のモト」というお話しです。

 

ふるさぽマップはパソコン上で地図を展開し、そこで地図とデータベースを合わせたようなものなのですが、行政の皆さんはそのようなものをお持ちなのです。GISという仕組みを。地図にいろんなデータを織り込んでいくのですが、ただ使いにくいというのはよく聞きました。さらに項目を増やすごとにカスタマイズをしなければいけませんので、お金がずいぶんかかる。当初購入した時から変更しないといけません。それも専用のソフトですのでカスタマイズにお金がかかる。逆をいえば汎用性がありませんのでシステム会社にけっこうなお金を払わないといけないということもありました。思ったよりもハードルが高いということをお聞きしました。

 

且つ運用しているところに聞くと使いにくいとは言っていました。いろんな部署がいろんな形でレイヤーを作っていますので、すこし俯瞰して考えると住民台帳もそこに載っているでしょうし、空き家の情報も載っていますしいろんなデータがレイヤーとして載っているのですが、検索するとなるとけっこう大変のようで私も実際に見たことは無いですが聞く話によるとそういう複雑な検索機能をつけようと思うとなかなか難しい。それを容易にしようと思ったらさらにお金がかかるというところで、GISと空き家のデータベースを作っていこうと思うとやはり無理があるというお話しを聞きました。

 

これは当初から聞いていましたので地元の美浜町にもGISの仕組みがあったみたいですが、単独で空き家は空き家のデータベースを地図上で表そうという話をさせていただきました。それはネットに繋がずにローカルで動かそうというところで、ふるさぽマップは美浜町に導入させていただいて現在も動いています。結果どうだったかというとやはり分けてよかったなという感じです。空き家担当の方も自由に見ることができますし、推移も5年前から見られますしいろんなところで自由に地図を利用できる、データベースを利用できるという意味でも単独でローカルでやられるということは正解だったなと個人的に思っています。

 

なので、無理くりGISを使うということは選択肢の1つとしてあるかもしれませんが、私の活動の中では少しやめた方がいいのではないかなという気はしています。これは1つの意見ですので、皆さん他にも意見があると思いますが、1度ご参考にしていただければなというふうに思っております。ということで今回のテーマはふるさぽマップの効果「GISを無理くりは非効率のモト」というお話しでございました。ありがとうございました。

 

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