【課題】関係性が薄いとさらに解決は遠のく

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。さて今日は課題についてお話ししようかなと思っております。テーマは「関係性が薄いとさらに解決は遠のく」というお話しでございます。これも現場から学んだことの1つなのですが、家族間で解決できること。相続で家を相続したと。スムーズにいけばいいのですがいかない場合も多く、最近では相続放棄というような手段もありますので、それを放棄していくパターンもございます。

 

それもこれも家族間の話し合いがなかなかつかずに、個々で放棄をしていくということになってくるとその家の相続の権利というのがどんどん遠のいていくのです。そうすると最終的には、例えば本人さん亡くなった方に相続人の方からの関係性でいくと甥姪までいくのです。なので、そこまでいってしまうと正直関係性からすると薄くなってしまいますので、薄くなればなるほど関心がなくなっていきますし、ましてや本人事と思っていないことが多く結局相続放棄の物件はどうなるかというと、宙ぶらりんになってしまうわけです。

 

宙ぶらりんになってしまうと、もう誰も手が付けられないですしその進捗状況がどうなっているかがもうよく分からなくなってしまっていて、そこまで追求することがありませんので最終的には今誰が権利を持っているのかという話が、人数が多くなればなるほど追及できない状態になってしまっていくので、結局のところは全てが宙ぶらりんになっていくというようなお話しです。非常に難しい問題ではあります。

 

となると関係性が薄い人に責任をもってもらうというのもなかなか難しい問題で、本当は関係性の濃い身内の方が話し合いで方向性を決めてあげるというのが1番大事なのです。私も空き家予防365というのを毎日配信していますけれども、そこの大半は家族の関係性のことをお話ししています。逆をいうと関係性が薄いとやっぱり解決が遠のいてしまうのではないかなと常々感じることです。

 

どうしたらいいかというのは家族のことですから何ともいえませんけれども、そういう関係性がきちっとしているところはやはり行く末も明確になってくるということが経験上分かっていることですので、これを繰り返し皆さんにお伝えすることが大事かなと思っています。日頃のコミュニケーションが出来たらなというふうに勝手に思っております。ということで課題の1つ「関係性が薄いとさらに解決は遠のく」というお話しでございました。今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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