空き家問題は民間・行政との両輪で

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空き家社会活動家のためのオンラインサロン「空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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皆さん、おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。

 

今日は「空き家問題は民間・行政との両輪で」というテーマでお話をさせていただきます。ふるさぽは平成24年から活動を始めているのですが、当時は民間主体で行政の皆さんとは別で好きなことを好きなようにやっているというような団体でした。そのスタンスは今でも変わらないのですが、自分たちの住んでいる地域、美浜町では37集落あるのですが、その中でも自分たちが住んでいるところ中心に活動を続けています。

 

活動自体を広く拡大していくという中では、活動者を増やしていくのがベストなのですが、併せて広げる中で大きな力になってくれているのが行政の皆さんです。当初、私が建設業をしていますので本業の発注が美浜町であったり福井県であったりするので関わりは少なからずともあったのですが、まちづくりに関しては関わりなく、お願いするということもほとんどありませんでした。

 

あるいろいろなきっかけがありまして「一緒にどう?」というところで非常に大きな力を感じたのは空き家マッチングをするときの告知です。地域の方に理解を得ないとこういう活動というのはなかなか外に広がらないので自分たちでチラシをまいたりしていたのですが、自分たちがチラシをまくのと行政の方が一言「このようなことを行いますので協力してあげてください」というのでは意味合いが違うというか信頼度、浸透性が全然違うという信頼の上ではやっぱり行政の皆さんのひとことが、我々の力ではぜんぜん及ばないと感じています。

 

そういう意味で今も行政の皆さん、町全体をあげていろいろご支援いただいておりますので非常に大きな力になっています。ただ行政の皆さんとやっていくうえでもうひとつポイントというか気になるというか、ここおすすめだなと思うところは行政の人とやる中で同じスタートラインに立たないとなかなか難しいというところです。

 

何が言いたいかというと行政の皆さんが取り組んでいる中でお手伝いすることもあります。こちらがお手伝いさせていただくことがあり、そこに補助的な役割でさせていただくと行政主体になってしまうので、民間の思いが伝わらないということが大いにあります。とくに我々空き家の問題、利活用の問題というところに活動の軸をおくと行政の方にはできるだけ並行で並んでいただいてやっていただくと。我々の意見も聞いていただいて、行政の皆さんの意見もお聞きしながら動くというのがベストかなというふうに思っています。

 

「民間は民間でしかやらないぞ」ということではなくて行政のお力もお借りするということは、実は活動を広げるうえで非常に大きな力になるというお話をさせていただきました。この話も4年ぐらい前の話でメルマガに書いていたりするものを掘り起こして皆さんにお伝えしています。最新の情報、さらにこんなお話の深い話はオンラインサロン空き家ラボでお話ししていますので興味のある方は覗いてみてください。ありがとうございました。

 

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