【転職なき移住】本当は分けるべきでない地元民と移住者

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。前回に引き続きですね転職なき移住についていろいろ深く掘り下げていっています。今日は「本当は分けるべきでない地元民と移住者」というお話しでございます。移住に関するお話しでこれはよくある事なのですが、すごく大げさな話をすると「移住して20年経つのだけれどまだよその人みたいな扱いなのです」と何かのきっかけで聞いたことがあるのです。

 

その集落は古くからある集落で地域性が強いのでしょうか。地元は地元よそから来た人はよそから来た人みたいな区分けがいつまで経っても変わらないという流れ。これはいい面と悪い面がきっとあると思うのですが、これから人口減少が始まっている段階の中でちょっと考えていかないといけないかな、これは地元民の方が変えていかないといけないのではないかなというふうには思うのです。それはなぜかというと、もちろん区分けすることによって新しく入って来られた方がいつまでも馴染めないというのもあるのですが、もっというとあまり良くないと思うのです。

 

何が良くないかというと、地元の発展のために良くないと思うのです。先ほども言いましたけれども人口がどんどん減っていく中で例えば地域の運営をしていこうという時に人が減っていく、例えば区長さんなり区長代理さんや他の役員さんもありますが組織として運営するにあたりその役などいろんなことをしてくださる方がどんどん減っているということにもつながっているわけです。なので、地元がこのあたりは昔からいる人でないとこれは出来ないというところから少し離れてみて、町や村の存続をどう考えるかという視点を今こそ持つべきではないかなと思うのです。

 

考えて考え抜いた議論して議論しつくしてやっぱり地元だけのよその移住者なんかはちょっと難しいという選択ならばいいのですが、その議論をせずにダラダラっと昔のまま動いていくのは良くないなと思っています。これは昔から言われていることですので、今どうこうという話ではないのですが改めてこういう移住、特に移住という言葉も変わってきていますし、今いうキーワードで転職なき移住みたいなところでの様変わりはしているので、地元も変わっていかないといけないのではないかなというお話しです。なかなか簡単ではないです。

 

先ほども言いましたが地元の人たちの役員不足というところもありますので、ここは変わるチャンスという切り口もあります。人が減って、「どうする?存続が難しいな」というところで変わるチャンスでもあるなというふうに思っていますので、ぜひ集落等々運営されている方はこの転職なき移住をチャンスと見て動いていただけるのも1つかなというふうに思っております。ということで今日は「本当は分けるべきでない地元民と移住者」というお話しでした。ありがとうございました。

 

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