空き家問題解決の指標は数よりプロセス

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のためのオンラインサロン「空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

皆さん、おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。

 

今日は「空き家問題解決の指標は数よりプロセス」というテーマでお話しさせていただきます。このテーマも2016年のメールマガジン「空き家のコト」からの抜粋です。4年ほど前の話ですが、当初我々も5年ほど空き家の活動をしていく中で、行政の方と一緒に活動することがあり、「軒数はどうなのか」という話もいろいろ議論の中に出てきました。

 

空き家問題の解決とは空き家の数が減ったという話ですが、実は数字というのはあとからついてくるものだと我々は考えています。というのが数を追いすぎてしまい、所有者の方の満足度が下がっていくということはあまりよろしくない気がしています。我々は所有者の早期決断を目標にしていますが、1番は所有者ひとりひとりの思いや満足度を上げることが最大の効果だと思っています。

 

そのためにはそれぞれ所有者の方と寄り添いながらそれぞれのやり方で解決していかないと以後思い出としても残りますし、もちろん社会問題として空き家の数が多くなっているという現状を踏まえての話ですが心残りになってしまい、次に解体や売却するときに次の世代が率先してそこに取り組めないというのはあとあと数字にフィードバックしてくるのではないかなというふうに思っていますので、ここは数よりもプロセスが大事。

 

決断するまでの過程の内容も含めて濃さ、これが1番大事ではないかと思っています。時間的な濃さもありますし、ましてや考える時間をどうとっていくかというところ、最終的には所有者の満足度をどう上げるかというところが解決の指標になるのではないかというふうに思っています。一軒一軒丁寧にすることがあとあと数字に反映してくると思います。

 

当初4年前にメールマガジンで書きましたが、今現在でもその考えは間違っていないと思っています。こんな話を詳しくはオンラインサロン空き家ラボで書いていますので、ぜひ覗いていただけたらなと思います。ありがとうございました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のためのオンラインサロン「空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー