空き家所有者の気持ちは揺れるのが当たり前

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空き家社会活動家のためのオンラインサロン「空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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皆さん、おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。

 

今日は「空き家所有者の気持ちは揺れるのが当たり前」というテーマでお話しさせていただきます。空き家の所有者の早期決断というのは我々のテーマでもありますが、そこに行きつくまでにはいろんな取り組みをしてきて、いろんな体験もしてきました。

 

その中で一番大変なことは所有者の方の時間が減ると当初言っていた話と全く違ってきたり、真逆の方向に話がいったりということが多々ありました。最初はすごくショックでいろいろお手伝いやお世話をさせていただく中で、お互い十二分にお話ししましたよねという中から、議論を重ね、コミュニケーションをとりある一定の所で進みましょうと話すのですが、途中で変わるのです。

 

具体的になにかというと、よくあるのが「いくらで売りましょう」「だいだいこれぐらいの流通ですよね」という話があり値段を決めて、こちらも交渉しながらいくのですが、時間が経つと「やっぱりもう少し値段を上げてほしい」というのがよくあるパターン。売るのを決めたのに「やっぱり近所の方の声をきくとやめようかな」というパターンもありました。今も翻弄されています。何とかならないかな?と活動しながら思っていました。

 

書面でこれを食い止めるためにいい方法はないだろうか所有者の気持ちが最優先にしようと思っているので、そこは書面、規制、法律では縛りたくないというところがありました。この活動9年くらいやっていますが、それはしょうがないものと最近は割り切っています。

 

最近高度経済学というのを少し勉強していますが、その中で人間というのをそんなもんだということも勉強してきましたので所有者の方の気持ちは揺れるのが当たり前と思いながら活動を続けていったほうが気持ち的にも楽ですし、それに対しての対策がうてます。

 

人の気持ちを変えようとは思わず、人の気持ちはそんなもんだというふうな心構えで前に進んだ方が意外にうまくいくという方法も最近では感じていますので、そのへんも肝に置きながら皆さん取り組んでいただければと思っております。今日はこの辺で終了させていただきます。ありがとうございました。

 

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