【効果】とにかく家族で話し合える場をつくる

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日はふるさぽアイテムの1つ「決断シート」の効果についてお話しをします。「とにかく家族で話し合える場をつくる」というテーマでお話しさせていただきます。

 

この「決断シート」ですが、そもそも早期決断をどうやって所有者の方にしていただくかということを目的にいろいろ試行錯誤をしながら作りました。当初はどのような形にするか全く決めておらず、方向性としては何かこう大げさなことではなくて、でも分かりやすい手軽なものというのをイメージしていました。最初は小冊子にしようかなと思っていたのですが、小冊子だと手元で見るという方法しかなかったのでそれだと所有者の方のみになってしまいますので、空き家をどうするかという決断に関してはやはり家族の方で話し合いをしないと前に進まないだろうな。それぞれに意見が違いますし小冊子だと自分の世界に入ってしまうこともありますので、これはちょっと違うなと思いました。

 

であれば、家族で話し合う場というのは例えば食卓であったりテーブルであったり。顔をつき合わせて話し合いをするというところが想像できましたので、大きな紙にいろんなことを書いていろんな意見をここにぶつけられるような、そして書き込みも出来るようなものを作ったというのが「決断シート」の流れです。そこで先ほどもいいましたが、狙いが家族で話し合える場が無ければ前には進まないことが今までの経験上多かったですので、ここには非常にこだわりを持ちましたし作った後も決断に対して悩んでいるということであれば、まずは家族の方に寄っていただいて「これからどうする?今ある相続した家、もしくは自分が所有している家について率直な意見を聞かしてほしい」どうしてもこういう場を設けると、私が決めるのではなくて誰かに決めてほしいという思いがあるのですが、仮に決めたとしてもその結果に対して意見を言いたいというようなことがあります。

 

1つの意見としてまとまるのには時間がかかる、そして意見のぶつかり合いが必ず起こるということを我々は知っていましたので、そういう意味でも繰り返しになりますが家族での話し合いというものが非常に大事になってきます。そういう場を設けるための1つのアイテムとして狙い通り皆さん話し合っていただいて、そこには時間がかかりますがいい方向に動いていただいている家族の方が増えているというお話しでした。早めの段階で家族と話し合うということが第一です。

 

世の中の動きとしては空き家の問題はどんどんニュースにも出ていますので、これからもその流れは止まらないと思いますし数字的に見ても右肩上がりで増えていくということも分かっています。今後もこのような場に役立てる「決断シート」であったらいいなというふうに思っていますので、ぜひ皆さんも1度お手に取ってみていただくのもひとつかなと思っています。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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