【効果】選択肢は5つしかない

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日のテーマは昨日に引き続きふるさぽアイテムの1つ「決断シート」の効果についてお話ししようと思っています。「選択肢は5つしかない」というテーマのお話しです。

 

所有者の方もしくはその家族の方は日常的に空き家のことを考えることはないと思うのですが、ぼんやりとしたイメージの中で「何とかなる」というような思いもあったり、一方では明確になっている選択肢があったりするのです。それがごちゃごちゃになってしまって結局はどの方向性でいくつ選択肢があるのか、もしかして無限にあるのではないのかと思われている方もたくさんいらっしゃるのが現実です。そこをしっかり整理してあげることは大事で、「実は空き家の選択肢は5つしかないのです」ということを決断シートの中で書いています。

 

それを大きな決断シートの真ん中にドーンっと書いてあるのですが、「売る」「貸す」「解体する」というのはだいたいイメージされます。その他にもう売れないというところで「譲る」という選択があります。これで4つ目です。1番手ごろで1番お金もかからず皆が納得する形のものが最後に残るのですが、それが家族もしくはご自身で利用するという方法です。選択肢はこの5つしかないのです。これを分かっていただけるか分かっていただけないかというのが1番最初のハードルで、分かっていただけると絞られた選択肢の中でどう決断していくか話し合いを進めていきます。

 

行政が何とかしてくれるというのはまず無いです。ここは除外です。というのが寄付をするとか国のものにしてもらうということは無い事は無いですが、もうほとんど無いと思ってもらった方がいいと思います。ですので、選択肢の中から外す。もう1つは、選択肢の中にあえて入れていないといいますか入れる必要もないのですが「放置する」これは1番ダメです。放置をすることによっていいことは1つもないですので。それは周りに対してもご自身に対してもその選択肢は良くないというところがありますので、もう確実に選択肢を絞った中での決断というふうに流れていきます。

 

ここまでいくのになかなか明確にここまで書いた冊子などがありませんので、この決断シートというのが非常に有効に動いていくのではないかな、そして実際には有効に動いています。まずは絞り込んでいくということを所有者の方に分かっていただくためにも、決断シートというものが我々の活動の中にも必要ですし、皆さんの活動にも役に立つのではないかなというふうに思っております。ということで今日のテーマ「選択肢は5つしかない」というお話しでした。今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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