中古物件の価値を上げる方法

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空き家社会活動家のためのオンラインサロン「空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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皆さん、おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。

 

今日は「中古物件の価値を上げる方法」というテーマでお話しをさせていただきます。空き家の問題で出てくるのは、もちろん空き家自体が中古物件に近いということと、不動産業者さんが空き家問題に積極的に関わっていただけないということ。

 

中古物件はクレームが多かったり、新築とは違いどこかは傷んできていたりとなかなか見えない部分が多いので実際売った後に買った方が「まだ1ヶ月しか住んでないのに…」というような問題があり、積極的に関わっていただけないのが現状です。

 

もちろんその流れも我々が受けており、「すぐに買いたい」「安いので買う」という話はなかなか無く、併せて評価というのも国の固定資産税の評価がありここで決まってきます。木造の家は20年から25年経つと建物自体の評価がほとんど無くなります。

 

何が残るのかというと、土地の評価だけが残ります。土地は毎年評価されますので目減りしません。ただ家に関してはどんどん値段が下がっていき、20年から25年経つとほとんどゼロと思っていただいていいです。20年ほど経つと評価のしようがないのです。

 

売る側としては高く売りたい、買う側としては安く買いたいというところがありますが指標がなかなか難しく、この指標を使っていくと20年経ったときにほとんど価値がないと評価されるので安くていいのではないかという話が出てきて、ミスマッチが生じさらに中古物件は売れなくなります。

 

我々NPOの立場はどちらかというと所有者優先で動いています。所有者の方が満足して気持ちよく次の方へ引き継げるようにと活動していますので、どうしたら少しでも満足していただけるか考えるとやはり高く買っていただけるのが1番です。

 

価値のないものにどう価値をつけていくかがひとつのテーマになっています。そのテーマが別の評価軸で価値を上げていく。例えば、家の歴史、地区の歴史そしてつながりをストーリー仕立てにしながら価値を上げていくということをしています。

 

どうやって具体的な価値を上げていくのかはオンラインサロンのほうで詳しく話をしていますので、ぜひ覗いていただけるとうれしいなと思っています。皆さんにお伝えできるのは別の方法で価値を上げること、そこが非常に大事かなと思っています。

 

この音声ブログは私たちふるさぽの中でもメルマガを配信しているのですが、過去の事例を少しずつ紐解きながら3年ほど前ぐらいから始めているいろんなカテゴリーをみなさんにお伝えしているというところでございます。今日も時間となりました。ありがとうございました。

 

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