空き家ツアーはつながり力で運営を

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空き家社会活動家のためのオンラインサロン「空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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皆さん、おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。

 

今日は「空き家ツアーはつながり力で運営を」というテーマでお話をさせていただきます。我々ふるさと福井サポートセンターは平成24年から活動しておりますが、活動当初から「空き家マッチングツアー」というイベントを行っています。元々空き家マッチングツアーをやろうという話でこのNPOを立ち上げたわけではなく、空き家をなんとかしたいという思いから出てきた発想です。

 

ともかく家を掘り起こして、住みたいと思っている人とつなげれば空き家の問題は解消するのではないかなという仮説の下で動き始めました。当初はあまり難しく考えておらず、空き家はたくさんあるということもわかっており、どうしようかなと思っている人もいらっしゃると。そこで空き家マッチングツアーを開催すれば、自ずと候補の空き家を確保できると思っていました。

 

しかし蓋を開けてみたら非常に難しく、いざ貸すとか売るという話になるとなかなか決断してくださらないというところに行きつくのですが、その前に困っているならツアーに出しましょうという決断する前段階の話も少しさせていただいたのですが、それでもいろんな原因があり…またこの話は後日します。

 

近所の目があったり、家族の理解が得られなかったり、ご自身の問題もあるのですが、ともかく物件が出てこなかった確保できなかったというのが大きな問題でした。これをどう解消するか、理屈ではなかなか難しい話ではありましたが、結局我々の活動でなにがベストかといったら地域のつながり力でした。

 

我々のメンバーの知り合いだったり、メンバーの地区の人だったり。形式上の募集をしても出してくれません。1人1人のつながりの延長上で「あなたが言うなら出してもいいよ」という位置づけでマッチングツアーを継続できていますというお話です。

 

さらにはツアー自体も家と住むという人両方おられるので、住みたいという人も一般的にフェイスブックSNSを使いながら募集しましたが、結局のところどうかというとメンバーのつながりです。両方つながりで運営されているというのが現状です。

 

これから空き家マッチングツアーを行いたいということであれば、形式上のノウハウだけではなくプラスα自分たちのメンバーもちろん自分も含め振り返ってみて「こんなつながりがあるな」「あんなつながりがあるな」もちろん友達関係、親戚も含めて。私がよく言う「地元の事は地元でしかできない」というのはそういう要因があったりします。

 

空き家ツアーをこれから行う、今行っているけれど伸び悩んでいるということであれば皆さんそれぞれのネットワークを掘り起こすということもひとつの手かなというふうに思います。オンラインサロン空き家ラボではさらに深くお話ししていますので、ぜひ覗いていただけたらなと思っておりますのでよろしくお願い致します。それではお時間になりました。ありがとうございました。

 

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