いつかおせっかいが活きてくる

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「いつかおせっかいが活きてくる」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

空き家の所有者の早期決断というテーマで活動を行っていますが、やよもすればおせっかいのなにものでもないという領域に行きつくことがあります。空き家の問題は個人の所有物ですからあとは所有者の方の判断で、相談したいときに相談ができる体制をとっていればそれでいいのではないかという声も聞こえてこないわけでもないのです。ただ地元で活動していくと、それで本当に大丈夫なの?という感じはします。

 

とりあえず対策だけ取っておけばいいという話はどうなのかな?と。事情をその人たちが十二分に分かっているかというと分かっていないことも多く、経験としてはたくさん経験するわけでもない。自分が住んでいる家なら別ですが、ご実家の両親が住んでいる家を相続しないといけないタイミングなんて人生において数少ないわけです。その中で多くの方がそこで悩みます。

 

やったこともないし、どうしたらいいのかよくわからないというところで、前半お話しした相談窓口に行くといっても、ありきたりなことしか言ってくれない。気づけば時すでに遅し。打つ手はないというような流れにならないこともない。よくそういうことはあるというのを私自身目の当たりにして、相談窓口だけ設置したらいいのかというのは違うと思いますが朽ちてしまってどうしようもないのは所有者の責任ですので、そっちでやってくださいねというのも分からなくもないですが…

 

その行為自体をもう少し後押ししようとか、事前にこうしましょうということがもしかしたらおせっかいという分類に入ってしまうのなら、あえておせっかいした方がいいのではないでしょうかという結論です。それがおせっかいというところでとどまってしまうのではなくて、5年10年先に効いてくるという世の中の方がいいのではないかというふうに思っているわけです。

 

自分自身の活動の中でのおせっかいの位置づけが、迷惑にならない程度であればいいと思っていますので、もしこれを聞いている方は相談窓口設置だけでとどまらずおせっかいに手を出していただければいかがでしょうかというお話しでございます。今日はこのへんで終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

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