なぜアンケートは返ってこない

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は1月18日でございます。昨日の音声ブログで行政と所有者のズレについてお話しをしました続きです。今日はなぜアンケートは返ってこないのかということを少しお話ししようと思います。

 

昨日のお話しの中でも行政の立場と所有者の立場では受け取り方が違いますので、お互いのニーズのズレというのが現在ありますという話。そのズレを具体的にピックアップしていくとアンケートの存在が大きくクローズアップされていくのですが、行政側の立場でお話しすると、「なぜアンケートを出しているのに答えてくださらないのか」と思っている方が多く、アンケートさえ答えてくだされば所有者の行く末を把握できるというところがありますので、これからどうされるのかというところも明確になり、空き家の増えていくところを把握でき対策も打てるというところの立場ではあると思います。

 

一方で所有者側からすると、行政に非常に期待をされる方が多く、アンケートに答えたらいいことがあるとか。もっというと、自分の空き家が補助金の対象になるのかならないのかが明確になるのではないかというところの思いがあると。ある所有者の方に聞いたことがあるのですが、だいたい年に1回ぐらいは空き家のアンケートをされる自治体も多いのですが、そしてその方にも年に1回送られてくると。だいたいアンケートの内容は毎年変わるわけではなく、同じようなものが同じような時期にやってくると。もちろん行政の意向としては、所有者の方の意向が変わっていないかの確認をしていますが、所有者の方にとっては毎年同じものが送られてくると。

 

ですが意向は分かる。立場で変わってきたり、家族間での関係がどんどん解消していったりすると、次の一手が打てているかもしれない。だからそれは分かる。ただアンケートに書いた質問や要望に対しての返事がないというところで、次はもう書かないというふうになるそうです。そこでお互いの思いのズレがあるようです。行政側からすると、1回で何百通も来て対応しきれない部分もあるかもしれません。ただアンケートという形式でいくのであれば、お互いのニーズを考えていかないといけないなとは思いますので、やり方はそれでしかないかもしれませんが対応の方法をお互い考えていく必要があるなというふうに思いました。ということで今日は「なぜアンケートは返ってこないの」というお話しでございました。以上でございます。ありがとうございました。

 

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