空き家バンクを知らない事実

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。昨日は風が強く外の荒れ方が異常でしたが、朝見てみたら落ち着いていました。皆さんの地域ではいかがでしょうか。こんな時期には屋根の瓦が時々飛んだりすることもありますので、ぜひ外部の点検などもやっていただけるといいかなというふうに思っています。

 

さて今日は「空き家バンクを知らない事実」というテーマでお話しさせていただきます。空き家問題の解決策の1つとして空き家バンク。正式には空き家情報バンクといいます。各市町村単位で行われている制度でございます。バンクというぐらいですので、一時期それを預かり情報を発信して、そこでマッチングをするというような流れです。制度としてはかなり長く、登録するという流れが多く、一方で登録はするがなかなか制度として普及しないというところと、併せて数が少ない。登録数が少ないというところで問題になり、もっと広く知ってもらうためにということで2.3年前に全国空き家バンクをいうものを国が推し進めまして、大手の不動産の方が運営をし始まったという流れです。

 

全国空き家バンクは一元化されていて、利用者の方が検索をすれば都道府県のサイトにいかなくても見ることができるというようなもので、一定の効果が出ているというようなことはお聞きしています。ただ一方で地元の市町村単位の物件数が増えないというのが大きな問題のようです。それをどう増やしていくかということが非常に大事なことで、バンクに登録すると閲覧数が増えますので、チャンスが広がりいいお話しだと思いますが、なぜそのように効果のあるものがなかなか普及されないのだろうというところを以前掘り下げたことがあります。結論をいうと空き家バンクの存在が知られていないというのが大きな原因のようです。

 

かなりの告知力で自治体も「バンクに登録しましょう」と呼び掛けてはいますが、「一体それは何なのか」「そもそもそのようなものがあったのか」という話がありますので、こういうところが非常に大きな問題ではないかなと思っています。どうやって広げていくというところと併せて、効果をしっかり伝えていくというところも大事ではないかなと個人的に思います。空き家バンクの普及というのはひとつ課題かなというふうに思っております。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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