工事現場でも古材は活かす

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日も古材救済のお話しを少ししようと思います。「工事現場でも古材は活かす」というテーマでお話しさせていただきます。

 

先週の土曜日に2回目の古材救済ツアーが行われましたけれども、それ以後解体まであと数日期間がございますのでその間に使えるものはどんどん搬出していこうということで、昨日うちの建設会社の方で午前中製材所のほうへ行き現場で使えるものがもしあれば救済していこうということで行きました。私も本業は建設業ですので、何か使えるものはないかなと物色していましたが、やはり作業員の方や監督が見ると「これはこんなふうに使えるな、あんなふうに使えるな」というようなアイデアが出まして、「そういう視点があったか」と現場は現場でその場のプロフェッショナルによって使い道がどんどん見えてきたことが非常におもしろいなと思いました。

 

物として置いてあるとなかなかイメージはしにくいのですが、それを切ったりくっ付けたりという想像をそれぞれ皆さんがしていく中で、まだまだ活かせるものは多いのではないかと思いました。ですので、ぱっと見ではなくて1度皆さんそれぞれの立場で古材や空き家などを含め立ち止まって考える時間はある程度の期間必要だと思いました。

 

元々、古材救済をやろうということで、このお話しを製材所さんにする時には4.5ヶ月前ぐらいからお話しをしていますので、その期間イメージを膨らませていました。ですが、いざ現場に行って見るということでイメージがさらに湧いてくるということが今回勉強になったなというところです。引き続きまだまだ使えるものがありますので、と思っていたらうちのメンバーが「北山さん今日行ってもいいですかね?」と連絡がありました。「ぜひ行ってください」と。

 

使える、使えないは別としてどっちにしても数日後にはゴミになってしまうという悲しい運命になりますので、そんなことであればそれぞれの生活それぞれの仕事で役立つことがあれば、どんどん使っていけばいいのではないかなと思うのです。もちろんそれは勝手に持っていくのはダメですけれども、しっかり所有者の方とコミュニケーションを取りながらお互い気持ちよく関係性ができるものにしないといけないということは大前提ですけれども、そこをしっかりクリアしていけば買わずに済むというよりも活かす。人と人とが繋がって次に活かして、関係性はずっと続くというところが出てきますのでこれからもっと古材を活かす機会はあるのではなないかなと今回思いました。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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