【活動者の誤解】マッチング事業は不動産業ではない

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は4月1日。令和3年度の始まりでございます。皆さんの地域でも新しい出発が始まっているのではないでしょうか。天気もいいですのですがすがしい気分で今日もお話ししたいと思っています。今日は「マッチング事業は不動産業ではない」というテーマでお話しさせていただきます。

 

これは誰に向けて話しているかといいますと、空き家の地域の活動者への誤解というか認識についてお話ししようと思っています。どうしてもこのNPOで動いているマッチング事業まちづくり団体も含めてですが、どんな業種とよく似ているかというと不動産屋さんのようなことをしているわけです。ただ、ふるさぽはマッチングのみ動いていますので不動産の免許を持っておりません。ですので、そこで手数料が発生してしまうと法律違反になってしまいますので、不動産屋さんと同じことはしていません。がゆえに、どこかで線引きをしないと大変なことになると。

 

業務の流れもそうですが、きちんと区分けをしないと大変仕事が増えてしまうといいますか、その領域までいってしまうとそもそもマッチングするというところにおいて目標が達成できないことがよくあります。簡単にいうとやり過ぎというところが課題として出てきますので、最初にこの不動産屋さんと我々がやっているマッチング事業というものの区別をしないといけないという話です。ではこれは何が違うのかというと、これは個人的な話ですがここから先というのは所有者の方と利用者の方を引き合わせてお互い「この人ならいい」と。もちろんそれは地域との関係性もあるのですがそこまでです。あとは契約などの話しになってきますと不動産屋さんが出てきますので、そこは不動産屋さんにお任せする。そこまでです。

 

もう少し分かりやすくいいますと、空き家バンクに登録した後のお客さんを連れてくるところは不動産屋さんのお話しになりますので、この2種類ぐらいかなというふうに思っています。今線引きをしましたけれども、どうしても最後まで活動としては引っ張られることもあります。そこは経験で「ここが引き際だな」とか「ここは業者さんにお任せしよう」というところを見つけるということが大事だなというふうに思うのですが、1番最初にも言ったとおりすみ分けですね。マッチング事業ということと業者さんがやられることのすみ分け、違うということの認識をしていただくことが非常に大事だなというのは繰り返しになりますけれども思うところです。

 

ですので、今やられている方もしくは今からしようと思っている方にとってはこの区分け線引きというのは少し考えていただけると、非常に活動の質にも関わってくるのではないかなと思っております。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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