勝手に話が進むのは、協力のしようがない

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。3月7日に空き家ツアーがありまして、そこからマッチングが徐々に動き出したというところです。当初から考えると空き家マッチング率や引き合いの多さが頻繁になってきました。原因の1つとしてはやはりすぐに使える物件というところです。

 

当初は大きな修繕をしないとダメというところがありましたけれども、最近ではあえてすぐに使える物件を選びながら動いているという状況になってきました。マッチングの話しの続きを今日はさせていただこうかなと思っております。「勝手に話が進むのは、協力のしようがない」というテーマでお話しさせていただきます。言葉としては乱暴な言い方になるかもしれませんが、これが実は地域の1つの特徴だと思っています。これは何を指しているかといいますと集落です。

 

本来法律でも憲法でも保障されているように、だれがどこに住んでもいいのです。いいのですが、やはりそこに集落という存在もあるということは認識の中にあったほうがいいと思います。山の奥にぽつんと一軒家みたいなものが最近流行っていますが、そういう生活ならいいのです。隣近所全く関係なく自由気ままに生活できるというところもありますが、一方で隣近所との関係性を重視する。これはいいところもあれば悪いところもあるのです。

 

そういう集落の中で生活をするということ、大概空き家はそういうところが多いですので、そこを無視するというのは非常に難しい一般的には不動産屋さんが仲介して所有者の方と利用者の方を引き合わせ、売買賃貸が成立するというのが通常の話しです。もちろん集落にはそのあとに「実はこういう方が住むことになりました」というお知らせがいくこともあれば、業者さんによってはない場合もあります。都会に行けば行くほどそのような話はあまりないというイメージがだいたいつくのですが、集落の立場からすると、集落の繋がりで運営をしている自治体もあるわけです。

 

そういうところにいきますと、話が決まってから「それはどういう段階で、どんな感じで?」と気になるのですが、あまりはっきり言うと個人情報になります。集落に言わないといけないかというと別に言わなくてもいいのです。もう1回繰り返しますが集落の立場からすると、新しい方とうまく付き合っていきたいのです。移住者の方もより良い生活を送りたいという気持ちがあると思いますので、そこを潤滑にするためにはある程度話が進む前もしくは進みながら調整をしていただくということが、そのあとより良い生活になることがありますというお話しでございます。

 

このあたりを深くラボの方でお話ししようと思っていますのでぜひ覗いてみてください。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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