マッチングは顔つなぎに徹すべき

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
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皆さん、こんにちは。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。毎朝音声ブログを配信していますが、今日は日曜日ということでお昼過ぎの時間になりました。昨日すごくうれしいニュースをいただきまして、その話の関連でお話しします。

 

1年半ぐらいかかり、空き家マッチングが成功したと。所有者の方と利用者の方が賃貸契約を結んだという連絡を不動産業者さんから昨日いただきまして、ようやく終了したとのことでした。右往左往しましたが最終的にはうまく契約までいく事ができました。なぜ時間がかかったのかというと、いろんな事情があるのですがその中でもこちら側のおせっかいがすぎたかなというところが反省点でありました。できるだけ地域の方と密接につながっていただこうと思い、先回りをして地域の方にお繋ぎしたのですが、利用者の方の動きが良くなくちぐはぐ感が出てしまいました。

 

ここでの反省点としては、我々マッチングする側の立場からすると、顔つなぎまでが役割だなというふうに思いましたし、もっというならば顔つなぎ役に徹すべきだというお話しでございます。おせっかいもすぎるとやはりうまくいかない原因にもなりますので、住むのは移住者本人ですから本人が動き、足を運び、信頼関係を地元でつくっていただくということがベストです。もっというとそれができない場合は難しい。移住することは簡単ですが住むということに関すると、地元の信頼も必要ですし都会の常識とは少し違いますので、田舎での生活助け合いがうまくいくと自身が住みやすくなります。そのためには我々地元が顔つなぎに徹すべきだなというのが今回の反省点です。

 

空き家マッチングを経て、興味のある方がいらっしゃいましたら地域にお知らせをしますが、そこまで。どうしても最後までしてあげようと思いますが、足かせになってしまう。そこに移住者の方も「そこまでやってくれる」ということになってしまうとお互い気持ちよくないですので、そこはあえて最初から「それは君がやってくださいね、このステップを踏まないと長く住むということに対しての地元の関係性を築けませんよ」とお伝えすることが大事かなと今回の出来事で気づきました。もし皆さんもどうしようかなと思っていましたら顔つなぎ役に徹すべきだというのは我々の考え方です。今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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