【きっかけ】すべてのアイテムは現場の声から産まれた

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日はふるさぽでたくさん作っているアイテムについてお話ししようと思います。ふるさぽで使っているアイテムは「ふるさぽアイテム」という名前を付けましてホームページ上にいろいろ載せていただいております。数を数えると10種類以上あるかなと。掲載しているのは7.8個だと思います。

 

そもそもこのアイテムは必要なのかという話が出てくるのですが、私たちの活動の中では道具が先で活動が後ということは全くなくて、逆に活動が先で課題が出てきて課題を解決するためには道具がないとダメという形だったのです。既存の道具はあることはあったのですが、NPOとしてお金が潤沢ではないということと自分たちに合ったものではない。使い勝手が悪かったりいろんな機能があったり、逆にぜんぜん機能が無かったりとか。ちょうど合うものがなく、そしたら自分で作るかみたいな感じで動き出しました。

 

1番最初に作ったのは、「ふるさぽマップ」というマップを作りました。これはそもそも地元の美浜町役場さんから実態調査を委託事業で受けまして、実態調査についてはやる自身もありましたし今までも経験上やっていましたので問題はなかったのですが、その後の納品やデータの二次的活用などきちっとした運用方法を考えると紙ベースではたぶん使わない。調査のデータが大きなファイルに納められそれが棚に置かれておしまいみたいな。いざ探そうという時にも探し当てられない。それもピンポイントで誰かの家のデータを見るということと俯瞰して全体的なバランスを見るとか、景観も含めてですが個々のデータを紙ベースで載せておくということとの残念さといいますか。あわせて我々が調査をしに行く中で調査表とカメラと地図を抱えながら動いていくということの非効率的な問題などを考えていくとやはり道具が必要だ。どんな道具が必要かみたいなところの掘り下げをしていった結果、自分たちの作りやすいものを目指して作ったというのが1番最初のきっかけでした。

 

以後出来るだけ自分たちが使いやすいものを目的に、もっと前の段階で行くと課題があるから作るというところでいきますので、空き家問題の裏付けがきちんとできたものに対してものを作っていくということを繰り返しやってきています。今日はテーマをお伝えするのを忘れていましたけれども「すべてのアイテムは現場の声から産まれた」という話に繋がっていきます。繰り返しになりますけれども、ものがあって現場が動くのではなくて現場があってものを活用していくというスタンスを今日はお伝えしたいと思います。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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