【成果】人づてに「相談していい?」は活動の大きな成果

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日はふるさぽの活動の成果についてお話ししようと思います。テーマは人づてに「相談していい?」は活動の大きな成果というお話しです。

 

ふるさぽの主軸としている所有者の早期決断ということは、所有者に軸をおきながら活動を広げていっているわけですが、所有者の方自身はなかなか積極的に相談をするというところに行きつかないというのが課題ではあります。皆さんもきっとご経験があるとは思いますが、仮に相談会など「来てください」という場を設けたとしても、よっぽどそこに悩んでいたり問題に直面したりしている方でないと来られません。来たのはいいのですが非常にたくさんやらなければならない事柄があります。ここが多すぎて解決の道にたどり着かないという部分もございます。

 

非常に複雑な問題を抱えた空き家問題ですので、そういうイメージが現実もそうですがあります。なので、気楽に相談する環境ではないというのが現実です。ただ放置をすればするほどリカバリー出来る、問題に対して手が打てるというのは早い段階の方が絶対にいいですので、遅くなればなるほど解体を余儀なくされるというところにいきます。ですので、早めの相談の方がいいのです。ただそのきっかけがなかなか作れないというのと、二の足を踏んでしまうというところがありますので、我々としては本人さんから直接相談いただけるというような形をとっているのですが、最近多い相談としては間接的に相談されることがあるのです。

 

どういうことかといいますと、人伝いで例えば所有者本人さんがいてお友達がいらっしゃる。そのお友達から我々のところに「北山さん実はこういう人がいるのですが、相談させていただいてもいいですか?」という話をよくいただくのです。直接相談してくださるのが1番いいのですが、なかなかそういうわけにはいかないですよね。間接的に友人であったり職場の仲間であったりに相談して私のところに来られます。もちろんそれはオッケーです。ぜひ電話でもなんでもいいですので1度連絡してもらえませんか。もしくは間接的に相談された方に一緒に来てもらってもかまいませんとお伝えしています。

 

そこから繋がっていき、「どういう話ですか?」というところからお話しがどんどん広がっていくということもございますので、その流れというのは間接的ですからいろいろ問題があるのかなと思うのですが、一方でこの形は大きな成果だなという気づきになっています。この空き家の問題はデリケートな問題ですので、第三者に相談するというハードルが非常に高いのでしょうね。なので、身近な人から相談していく。その関係づくりを出来るか出来ないかというのが、マッチング事業としては大きな問題だと思うのです。そこをクリアできれば人伝いでもなんでもいいので相談に来るというスタンスがとれるということ。

 

直接的に相談するということよりも、個人的な意見ですが間接的に相談に来られる件数が多ければ多いほど非常に大きな効果だと思いますので、そういう類の相談方法が出てくるほどその団体や組織の活動が広がったなと思ってもいいのではないかなと思っています。ということで今日はテーマの『人づてに「相談していい?」は活動の大きな成果』についてお話しをさせていただきました。今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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