【成果】空き家バンクには〇〇が必要 - オンラインサロン　空き家ラボ

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は空き家の対策、中でも成果についてお話ししていこうかなと思っています。さらにお話しとしては空き家情報バンクのお話しをしようかなと思っております。

おかげさまで、我々の福井県美浜町でも空き家バンクの登録が徐々に増えていっています。過去の話をするとほとんどなくて1件もしくは2件という状況が数年続いたわけです。その分空き家の数がないのかというと、めちゃめちゃあるのです。空き家バンクという取り組みを所有者の方が知らないということもあって、そういう機会を作ったり知っていてもなかなか出すのが難しかったりという所有者の思いもあり数には結びつかなかったのですが、最近ようやく常に10件ぐらい掲載されているというような感じです。非常にいいなというふうに思っています。

さらにバンクに登録すればメリットとしてはやはり、空き家にとっても世の中にうちは空き家ですよということも理解できますし、そこから次の住み継ぐ方利用者の方との接点もどんどん増えていきますので、放置しているよりも断然バンクに登録されているほうがいいというふうにみるわけです。これは次の利用者にとっても非常にプラスでありますし、所有者の方にとっても実はよくて自分だけがバンクに登録するのは少し心細いわけです。

多くの方が町内の物件に対してバンクに登録しているという実績がないと、「うちだけそんなのに出すのは恥ずかしい」と安心できないというところがありますので、数はやっぱり必要だなというふうに思っています。数が増えて10件近くなってきたときから、いろんな不動産屋さん含めいろんなところから登録件数が増えてきたなという感じがするのです。先ほどもいったように賑わいだと思うのです。賑わいがあるからこそほかの所有者の方も影響されて、「うちも出してみようかな、けっこう数があるのならちょっとチャレンジしてみようかな」というふうな流れになっていっているのではないかなというふうに思っています。

なので、バンクの賑わいというのは利用者のみならず所有者にも影響しているというような現実が生まれている感じがします。なので、もっと深くヒヤリングをする必要があると思うのですが、確実に伸びしろとしては出てきているなという感じはします。一方で空き家バンクに登録していない物件に関しては補助対象にならないという要件も一部あるようですので、数の流れからするとそのあたりも効果的ではあると思います。

でもやっぱり基本に戻って賑わいの創出をすることによって相乗効果が生まれるということを言ってもいいのではないかと思いますので、行政職員の皆さん是非バンクには賑わいを創出する必要があるということを認識していただければなというふうに思っております。ということで今日のテーマ「空き家バンクには賑わいが必要」というお話しでした。ありがとうございました。