間取りで止まるバンク登録

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「間取りで止まるバンク登録」というテーマでお話しさせていただきます。

 

空き家バンクはすごく有効的な方法だと私個人的に思っていますし、制度的にももっと広がればいいなと思っています。というのも空き家になって次のステップ、「貸す」とか「売る」という選択をされた方には、多くの方に状態を知っていただいていち早くマッチングできる、言い換えれば家のお見合いみたいな感じです。うまく使えばうまくまわっていくというところで、非常にいいなと思っている一方でそこまでのプロセスというのが非常に難しいところがあります。というのが所有者の方そもそも空き家バンクのことを知らないという方が以前たくさんいました。

 

所有者の方は一生懸命PRに走っていますが利用者の方としては「そもそも空き家バンクとはなんだろう?」ということになっているのと、もう1つは登録自体いろいろな書類があります。紙ベースでいうと4枚から5枚程度で自分の名前を書くというレベルのものがほとんどです。どうしても止まるというのが間取りなのです。間取りが書けないというところで止まってしまい登録をやめてしまうという方がけっこういらっしゃいます。間取りに関しては我々もお手伝いさせていただいていますし、素人の方がきちんと書こうと思うとけっこうな専門的技術が必要です。

 

ただバンクに関してはそこまで専門性は問われてはいませんので、「フリーハンドでもぜんぜんかまいませんよ」とお伝えするのですが、皆さんやはり自分のお家ですからきっちりしないといけないというような思いがあり、きっちり書こうとされます。ですが、難しいので途中で分からなくなるのです。そこがバンク登録のネックになる1つです。

 

解決方法とすると、フリーハンドで書いていくという方法もありますが、最近では便利なアプリもあります。しかし、アプリの場合はお金がかかります。しばらくすると無料のアプリも出てくるのではないかなと個人的に思っていますが、多くの方がここで止まってしまうのがすごくもったいないなと思いますので、何かいい解決方法がないかなと考えています。空き家バンクの登録数が少ないなと思われている方は、これが全てではないですがこの原因を解消するのも1つ考えていただければおもしろいかなというふうに思っております。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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