【質問】福井県全域では活動しないの？ - オンラインサロン　空き家ラボ

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は質問について答えていこうかなというふうに思っております。テーマは「福井全域では活動しないの？」というお話しです。

昨日ある取材を受けまして、その中の質問でした。我々ふるさと福井サポートセンターという名前で活動していますが、福井県美浜町を限定に活動しています。「なぜ美浜と使わないのか。名前に福井と入っているのに福井全域で活動しないのですか？」というお話しをいただきました。実はこれはいろんな方にお話しをいただくことが多くて、あんまり説明したことが無いので今日ここで説明しようかなというふうに思います。

そもそも空き家の取り組みを始めようと思った時に私が空き家の先駆者になるのだというイメージで当時意気込んでおりまして、できたら福井県全域の空き家の情報を取得しながら自分たちが福井県の活動をしていくというふうに思っていました。実際にやって話をしていきましたが、これは無理だなと思った時が実はあり、実際には福井県でいくと隣の敦賀市・若狭町・鯖江市、福井市も少ししました。

いくつかの市町村で取り組みましたが、そこで感じたのは元々美浜町が地元ですので地元以外の地名をよく知らない、そして人もぜんぜん知らない。空き家に関していえば、地元を知るということが1番大事でぜんぜん知らない他人がそこに入って活動しようと思うと、まず先ほども言いましたように地名を知らない、人を知らない。人を知らないということは、例えばキーマンであるとかそこで活動を主軸とした人物の中身も知らないということになると何も知らない状態でいくと。そうなると地元の方がどう思われるかといいますと、信用が無いわけです。信用が無い人に空き家の情報は絶対に教えてくれないと活動の中で見えてきました。

となると地元を頼るしかないという話になってきます。空き家マッチングの活動家としてはなかなか自由に動くことができない。つまり知った者がしなければならないということで、私は福井県美浜町という地元にこだわったわけです。となると他の地域はどうなるのですか？という話になるのですが、ここは地元の人が空き家のことをしてください。

過去にも、ふるさぽさんと同じようなことをやりたいというふうなご相談を受けたことがありました。「ぜひやってください」と。ノウハウややり方を全部教えてあげますから地元の方がやったほうがいいということで、何度かコンサルタントまではいきませんけれども指導をさせていただきました。今でもいくつかそういう団体の方が発展して自力で活動を広げていっているというところになっています。

なので、今後もふるさと福井という福井はそのままにしながら活動は美浜町全体でやっていくと、美浜町のノウハウは全国のいろんなところで使っていただきたいなと思っておりますので、そういう意味で名前は当初の思いとは違いますけれども活動を限定しているというところではご理解いただけるかなというふうに思っております。ということで今日のテーマは「福井全域では活動しないの？」というお話しでした。ありがとうございました。