揺れる空き家所有者の実態

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングでNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「揺れる空き家所有者の実態」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

最近ふるさぽではオンライン対策をしています。具体的に言うとLINEを使った相談窓口を今年の4月から開催しています。このきっかけはコロナの影響が十二分にあるのですが、それまでもなかなか所有者の方とつながることが難しくその方法を模索していたというのが正直なところで、コロナをきっかけにオンラインでできるだけ手元にある身近なツールを介してつながっていけるものは何かないかなとずっと思っていました。

 

その中でも1番普及率も高く幅広い年齢層が利用しているLINEに目をつけまして、そこで展開をしているのですがオンラインを行うそれまでのオフラインというところで非常に共通した問題として所有者の方の特徴。これもオンラインサロンのほうで詳しくお話しをしていますが、ここであえて言うのであれば所有者の1番の大きな特徴であり、所有者の方の気持ちが揺れるということが非常に普遍的であると確信しました。

 

マッチング事業を始めた当初から所有者の方と寄り添っていろんな問題を解決していこう、解決したいがためにどうしても結論を早く知ってほしいというアプローチを我々もかけますが、そうすればそうするほど決断が定まらないということも多いですし、決断が定まっても元の迷ってしまうというところに戻ってしまうこともよくありました。

 

これは何とかならないかなと、いろんな方法で解決できないかなというふうに思っていたのです。解決の方法というのが所有者の方に変わってほしい。あっちへ行ったりこっちへ行ったりせずに1回決めたらそのまま進んでいこうというふうにならないかなと相手の気持ちを変えようとしたのです。変えようとしたのですが、これは結論をいうと無理でした。

 

学術的にも証明されていて人間はそういうものだという捉え方から出発しないとこれはいつまで経っても解決が難しい。人間というものはそういうものだ。揺れる気持ちが当たり前だということを前提に対策を打っていくことをふるさぽは行っています。そのためにいろんなアイテムも作りましたし、仕組みも作りました。

 

システム化もして、その中の1つとしてLINEを今回立ち上げてはいますが、やはり活動10年続けていますけれども、続ける中でもやっぱりこの揺れる気持ちというのは普遍的であるというのを最近よく感じるなと、そしてこれから空き家マッチングをやりたいなという方もそのへんを抑えていただきながら活動の一環になればなというふうに思っていますのでぜひご参考に。それでは今日はこのへんで。ありがとうございました。

 

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