空き家問題解決には生きたデータが必要

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

皆さん、おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。9月に入り、さっそく台風のニュースを見て心配していますが皆さんの地域ではどうでしょうか?

 

今日は「空き家問題解決には生きたデータが必要」というテーマでお話しさせていただきます。このテーマも2016年から始めていますメールマガジン「空き家のコト」からの抜粋です。空き家問題を解決するにあたりいろんなデータが乱立しています。我々にとっては所有者の方のデータというのが非常に大事なところなのですが、データというくくりで話をするといろんなデータがあり、それをどう扱うのかというところはもちろん考えていかなければいけないのですが、今日お話しする生きたデータはなんだろというところで、我々がとくに気を付けているのは生のデータです。

 

足を運んで調査したデータというのをとても重要視しています。例えば築年数が何年というのも非常に大事なデータなのですが、しっかり所有者の方や近所の方から聞いた歴史や経験をもとにしたデータを重要視しています。というのはそういうデータがあとあと流通に繋がっていくという可能性が非常に強く、一般的なデータよりもきちんとヒヤリングをしたデータを蓄積しているようにしています。

 

ですので、そういうデータを集めていくと非常に膨大な量が発生するので整理に時間と手間をかけています。相談者が増えたり、空き家の数が増えたりするとその分データも膨大に広がっていきますが、経験上のものをストックしていきながらさらにこのデータもどう活かしていくかということで、データベースが必要になってきます。

 

我々はおかげさまでふるさぽマップというデータベースをずいぶん前に構築しまして、役場の中にも入れさせていただいています。そこにいろんなデータを掘り込んでいます。ふるさぽマップの中で生きたデータというと苦情です。本来空き家マッチングの中では苦情のデータなんていらないのではないかという話も出てきますが、意外と苦情のデータというのがあとあと所有者の決断に影響してくることも活動の中から見えてきました。

 

このあたりもオンラインサロン空き家ラボのほうで深くお話しをしていますので、ぜひ興味のある方は覗いてみてください。このような感じで、空き家の問題たくさんありますのでひとつひとつ片づけながら前に進んでいるという状況です。それでは今日はこのへんで終了させていただきます。今日も良い1日でありますように。ありがとうございました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー