杭の重要性と空き家

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「杭の重要性と空き家」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

杭とは隣と隣の間にここが境ですという境界の杭です。なぜこんな話を始めたかといいますと、今LINEの相談窓口をふるさぽでは開設しておりまして、併せて正しい情報をしっかり所有者の方にお伝えするということを目的に専門家のアドバイスというところで、いろんな方から所有者向けに動画をいただいております。動画をいただくところで、打ち合わせやインタビューをする中でそれぞれの専門家ならではの苦悩があるわけです。

 

我々は空き家だけ、家のことのみの想定はしていたのですが幅広く関連する事業者さんや専門家さんをピックアップしていく中で、土地家屋調査士さんの存在は無視できないなというふうに思いました。私も以前個人的に所有している物件の地境で非常に悩んだことがありましたので、土地家屋調査士の先生の存在ももちろん知っていましたし、1回相談してみようといろいろ話をしました。そのとき非常に印象に残ったのが今から話す話です。

 

これはLINEのほうで動画はこれからアップされますが、掻い摘んでいいますと地境、隣との関係性がうまくいっているときは例えばこの石の真ん中が境界ですというような話をするのですが、いざその本人が亡くなってしまいますとその話が本当かというのが分からない。分からないがために明確にできないというような話になります。それを明確にするために土地家屋調査士さんがいって、過去の航空写真や現在のものをあわせて1つずつ確定していくというのが土地家屋調査士さんの仕事です。

 

なにを伝えたいかというと、人間関係が崩れてしまうと手間とお金がかかると。事前にお互いの関係が良好な時に杭を打っておくとか、明確に図面に残しておけばトラブルは少ない。仮にその本人さんが亡くなったとしても、息子さんやお孫さんが受け継ぐといったときに、図面などを確認して済むことが多いのです。それがないばっかりにもめてしまったりするわけです。地境も人間関係が影響するのだなということが非常に明確になり勉強になりました。人と人とのつながりが空き家をいかすというような側面があるんだなということを今日お伝え致します。ということでお時間になりましたのでまた明日お会いしましょう。今日は休日です。良い1日をお過ごしください。ありがとうございました。

 

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