それでも僕らは動き続ける

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「それでも僕らは動き続ける」というテーマでお話しをさせていただきます。今日はどちらかというとノウハウてきなお話しではなく、活動の中からのお話しをさせていただこうと思います。

 

実は昨日、有志が集まって我々美浜町のある空き家物件をマッチングすることができて、マッチングしたあとに新しい方が入居されると。ただ前の方の家財道具がけっこう残っているのでその片づけを有志で集まって掃除を一緒にやっていくというイベントがありました。このようなボランティア活動はまだまだ田舎では珍しいことで、それも一般的な町のゴミ拾いのような公的な話ではなくてある一軒のために動くということは非常に珍しいと思いますし、一見変わった人だなと見られている方もまだまだ多いというのが現実で、昨日もそういう体験をしました。

 

我々は、これまでに3軒ほど回数としては5回ほど回数を重ねていますので、よしやろう!となったときには有志が集まって動くというのが一般的な感じで、役割分担もそこそこにみんなが動けるときに動くというようないい流れになっているなと思っています。今回は所有者の親御さんも一緒に来られて、親御さんですから自分の息子娘が入る家のことをするのは当たり前のことであって、そこに我々のスタッフが総勢10数名いることに驚きを感じていらっしゃいました。

 

その時に、親御さんがポロっとおっしゃっていたことがあって、「なんでこんなことしているの?」「人の家のことをなんでここまでするの?」と不思議がられていました。もちろんそれが普通の意見だと思いますし、まだまだ認知されていない部分もあるのかなというふうには思うのですが、ただ時代は変わったのです。人のためにというよりも社会全体を我々はしっかり見据えて動かないと社会は変わらないですし、空き家問題というところに一点集中して皆さんそれぞれ意識は高く持っておられて、前に進んでいるということの表れではないかと個人的には思っています。

 

自分たちの町は自分たちで何とかしようというところの動きはこれからも僕たちは動き続けていくという流れになっていくと思うのです。ただこの形が特別なことではなくて、気持ちが行動にうつれば我々がいう早期決断、空き家問題は解決するという流れになっていくのではないかなと昨日思ったというお話しです。今日はノウハウとかそのような話ではなく私の町で動いている流れを少しお話しさせていただきました。以上でございます。ありがとうございました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー