相続と空き家

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「相続と空き家」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

多くの空き家が相続を経て、所有者の方にうつっていくという話をいろんなニュースなどで耳にしますが、だいたい7割ぐらいの方が空き家を所有するというきっかけが相続であるということを耳にしました。となると大方の方が相続を経てという流れになっていくのではないかなというふうに個人的に思っています。この相続がなぜこのテーマになったかというと、相続される方は自分の家を持っていて、ご実家が誰も住まなくなったという状況が想定されます。となってくると自分事として考えていくというスタンスに持っていくには、非常にハードルが高いなという気はしています。

 

早期決断にはなかなか遠い存在ではあるなというのは経験上感じるところではあります。且つ我々の美浜町であれば、美浜町に住んでいながら実家が近くにあるという感じならいいのですが、実家が美浜町にあり自分の住まいが美浜町以外。例えば大阪京都のように少し遠いところ。車で1時間以上の距離感であると最初は維持管理をしようと足を運ぶ機会も多いですが、慣れてくると1ヶ月に1回が3ヶ月に1回となり、3ヶ月に1回が半年に1回と言っている間に、もう行かなくなってしまっているというような状況もよく目にしますので、非常にこの相続を経て空き家を所有するとなったときには対策が必要だなということは我々自身も感じています。

 

では何をしたらいいか。我々と所有者の方の距離感をある程度もちながら、自分事として考えていただくきっかけづくりをするのが大事だな。常日頃言っていますがその方法がベストなのかなと思っています。相続を経て所有するとなってくるといろんな手続きが必要です。まずは登記。相続登記をしましょうという話であったり、サロンのほうでもお話ししていますが境界をどうするのかであったり、今まで親同士が話していた問題が自分に降りかかってくることになりますので、やる事が山ほどあります。

 

そのへんも含めて心構えというのは所有者側にあるのではないかと思っています。構えてもしょうがないので現状を理解しながら、前に進んでいく。一歩進んでいけば片付いていきますので問題ないのですが、先送りをすると結局あとでいろんな問題が出てきます。ですので、このへんも理解しながら動いていただけるといいなというのが我々の思いでございます。ということで今日はこのへんで終了させていただこうと思います。今日もありがとうございました。

 

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