空き家管理の現実 - オンラインサロン　空き家ラボ

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日はニュースについてお話ししようかなと思っています。新聞を毎日見るのですが、その中でもとくに空き家のキーワードには注視しています。その中でいくつかの新聞に載っていたのですが、北陸電力さんが空き家管理を行うというようなお話しです。

実は我々も空き家の管理という業務をふるさぽで一部担っているところがあります。ご依頼いただいたところはやっていこうと力を入れていくのですが、この空き家管理なかなか大変でして行ったことのある方は分かると思います。それだけをやっていくというのが非常に費用的に割に合わない。利用者側からすると、見に行くだけ開けるだけだから手間はかからないでしょというような位置づけなのですが、逆に行う側事業者側からすると非常に大変なのです。

何が大変かというとまずお家の広さもありますし、報告書も一応付けるのですが報告書の手間がかかるのです。写真を撮り、状況を確認しそれを利用者側にお伝えするという手間がけっこう大変。我々が行っているのは3ヶ月に1回、半年に1回ご依頼いただいた方にお伝えするのですが、前回と今回の比較がなかなかできにくいのです。言葉にすると。もちろん写真を使ってしますが、なにも変わらないように感じるのです。

外の部分でいうと草が生えてきたなどの側面がありますので分かりやすいですが、内部は非常に伝えにくい。それを伝えようと思うと非常に細かなチェックをしなければいけない、細かくすればするほど費用がかかる。利用者側からするとそんなに高いのならしなくてもいいというふうになるのです。非常に難しい業務ではあります。何かとセットにしないと難しいなとは思っていましたが、今回この記事を読んでいくと北陸電力さんの送配電の皆さんが税抜き月6000円ぐらいで請け負いましょうということで行っています。ここのポイントは「ついで」です。

彼らは電気のメーターをチェックしに行くわけです。そのついでに空き家の状況をチェックしていくというサービスのようです。詳しくは新聞紙上でしか見ることができないのでそれ以上深くは分かりませんが、なるほどと思いました。わざに空き家管理だけの業務をするよりもついで業務としてやっていただくというところが非常にいい流れではないかなとこの記事をもって思いました。くくりとすると、空き家管理はついでにかぎるというところです。このお話しについてはもっと深くお話ししたいと思いますので、空き家ラボの方を覗いてみてください。それでは今日はこのへんで、ありがとうございました。