解体費用を分解

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。外はずいぶん雪景色になってしまいまして思いのほか早く雪到来という感じでございます。まだ除雪が本格的に動くという時期ではないかなと思いますが、日々これから雪との闘いになるかなと思っています。これは本業の建設業の話しです。

 

昨日もお話ししましたが雪が降ると、屋根等々の負担が大きくなりますというお話しでした。そうなってきますともう使わないお家、屋根が抜けているということでしたら解体を余儀なくされてしまうことも無きにしも非ずというところで、今日は解体についてお話ししようかなというふうに思っています。ふるさぽのLINE上でも専門家コンテンツの1つとしてアドバイスをいくつか挙げていますが、その中でも解体業者さんのお話しもあります。解体費用についてさらっとお話ししようかなと思います。どんどん解体費用が高騰してきています。いろんな要因がありますが、1つは分別解体。これが1番大きいです。

 

今まではどちらかというと何もかも一緒にゴミに出すという経緯がありましたが、リサイクル法等々が執行されまして、しっかり分別をして搬出しなければいけない。木は木、瓦は瓦、鉄は鉄というふうに分けて出さないといけないと。そこで分別手間というものがいるのです。昔はすべてまとめて出せたものが、順番を経て1番最初に行くと瓦を手で下ろしていくと、1枚1枚外しながらトラックに積んでそれを瓦処分業者に持っていくというような流れになっていきます。そこが非常に手間となり、手間がかかるということはお金がかかるということですので、昔解体をしたという経験がある方の値段感覚と今の感覚では1.5~2倍ほど値段が違うと思います。

 

「もう少し安くできませんか」といっても安くできる幅がないのです。利幅があってそれを減らしてでもというような算段はできたのですが、処分費はかかりますので逆に言うとどんどん値段が上がってきている。受け入れ先がどんどん少なくなってきていますので、少なくなれば値段は自ずと高くなります。というところで値段が下がらない、逆に上がっていくというところがありますので、「解体費用は昔よりも上がってきているということを認識しておいたほうがいいですよ」というのが今日のテーマでございます。今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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