解体費用が高騰すると放置はマイナスでしかない

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「解体費用が高騰すると放置はマイナスでしかない」というテーマでお話しさせていただきます。

 

空き家も最終的にどうしようもないなとなると、解体を余儀なくされるのですが、この解体費用を考えてみますとかなり高騰していっている現実があります。このへんは解体業者さんと話をしてなぜ高騰していくのかという話をLINEの公式アカウントのほうで情報発信していますが、掻い摘んで言いますと2つぐらいあり最近の住宅は昔の住宅と違っていろんな部材が使われています。いろんな部材が使われていると分別に手間がかかる、そして分別の処分代にお金がかかるということで、古い家と新しい家ですと新しい家の方が解体業は加算、そしてもう1つは処分する場所ですね。

 

最終的には埋め立てというようなところに行くのですが、埋め立て地がどんどんなくなってきている。今まで地元の近くに処分場がありそこで埋め立てをしていたのですがそこもいっぱいになり、どんどん近場ではなくなり遠くまでもっていかないといけないとなると、運搬賃も費用もさらにかかるということでどんどん高騰していくということを業者さんも言っていました。となると今現在と10年後というと確実に10年後の方が費用は高騰していくわけです。となった時に今決断するか後で決断するかというと、費用面だけでいうと確実に10年後の方が高騰していくと。高騰していくところは誰が負担するか、ご自身もしくは所有者さんのご家族という形になります。

 

言っておきますと、行政の代執行というのがありますけれどもあれも最終的な費用負担は所有者の方にいきますので、結局は自分が払うという形になります。なんとなくまあいいかと思っていらっしゃる方も少し考えてみるとマイナスでしかないと。それは結果的に放置してしまっているというところになりますので、早めに解体のことを考えていただくか、もしくは解体までいかないのであれば誰かに利用していただくというところでの決断をしていかなければならないな、していったほうがいいのではないかなというふうに思っているわけです。

 

最終的に放置という選択はプラスになることは1つもないというふうに個人的に思います。マイナスをどう捉えるかというのは非常に難しいところではありますし、もしかしたら高騰しないかもしれませんが今この世の中の現状でいくと少なからずともマイナスにならないのではないかなと思います。改めて今所有されている方がいらっしゃるのであれば、少し考えてみていただくのも1つかなというふうに思っています。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー