相続の現実を知る

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「相続の現実を知る」というテーマでお話しさせていただきます。

 

今、主軸でやっていますLINEの専門家アドバイスということで、いろんな方にお話しを聞きながら空き家の予防や、決断に関するアドバイスなどをそれぞれの分野でいろいろと聞いている中で、今回は相続を専門とされている行政書士の先生にお話しを聞いてきました。空き家を所有するという側面でいくと、相続で取得した割合が7割ぐらいあると言われています。大方、相続で取得するというところにいくと相続の存在が非常に大きいというのは分かるのですが、実際のところ相続の現実はあまり知らなくて、数ももちろん分かりませんし、相続の相談に来られる方の声など我々には全くわからないというところがありますので、これはぜひ専門でされている方にお話しを聞こうということで今回行ってまいりました。

 

相続手続支援センターというところで今活動されている、行政書士の青木さんという方にお話しを聞きに行きました。非常におもしろかったのが、年間400件ぐらいの相談を受けるそうなのです。ですので、日割りにしていくと1日1件以上あるということです。手続きに関しての相談ですから、それ以前の話しであるともっとたくさんの相談があるとお聞きしました。印象的だったのが、私の考える相続のパターンはだいたい決まっているのかなというふうに思っていたのですが、10人いれば10人、400人いれば400人それぞれの家庭の事情が違いますので、同じパターンはあまりないですよというお話しでした。

 

なるほどというところで、パターン化するのはなかなか難しい且つ、大事なのは家族のコミュニケーションをとる事というふうにおっしゃっていました。家族の理解がないがために前に進まないことがほとんどで止まってしまうそうです。予防策とするならば、相続する以前から家族のコミュニケーションをしっかり取っておくということが相続の対策といいますか、予防策の1つであるとおっしゃっていたのが印象的でした。

 

なかなかできそうでできない、家族の人間関係というのはもうひとつ何か違う方向にありますので、普段から話をしたりコミュニケーションを取ったりということが非常に大事だと改めて感じたというお話しでございます。ということで、今日は「相続の現実を知る」というお話しでした。ありがとうございました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー