2020年は空き家予防元年

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「2020年は空き家予防元年」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

10月ももう終盤になってきました。まだ1年を振り返るには早いかもしれませんけれども。これも2016年から始めていますメールマガジン「空き家のコト」でお正月一発目のテーマだったと思います。予防に対しての意識が皆さん高まりつつあり、いよいよこの分野にというふうに思っていたのですが、実際蓋を開けてみるとどうかというと進んできたという部分と、そうでもないなという部分があるなと振り返っています。

 

そうでもなかったなというのはコロナですね。2月3月あたりからじわじわときて、ここまで引っ張ってくるかというぐらい長くまだ終息していない、まだ予断を許さない状況ではあります。そんな中で所有者の方が地元に帰ってくる機会が減ってしまったということが1番大きいです。これから空き家になる方、なりそうな方向けにどうしたらいいかということが予防につながると思います。

 

最初に空き家予防元年といってみましたが少し言い過ぎたかなと思う反面、このコロナで自宅にいる機会がありいろんなことを考えていかなくてはならない。もちろんこれから先の不安もありますし、もう1つは自分が相続するであろう実家の事、空き家のことを改めて考える時間ができた。その延長上に我々が行っているオンラインでの相談窓口も最近問い合わせが多くなってきています。そういう意味では考える時間と行動に移す機会をコロナによって必然的にできましたので、これはある意味元年といってもいいのではないかと個人的には思っています。

 

これからどうなっていくのかは予測不可能なところではありますが、空き家が増えていくという現実には変わりないと思います。そこをしっかり管理していくというところであれば、やり方をもっと考えていかないといけない。今までのやり方では少し難しいところもありますので、もちろん行政の取り組みも1つですし民間の取り組みも1つですし、一変するという意味では元年と言ってもいいのではないかなと思っています。ただ今は10月の末で、これから1ヶ月2ヶ月ほどありますのでどう変わるか分かりませんが、今の段階でのお話しでいくとそのような流れかなというふうに思い、どんどん進んでいかないといけないなと引き締まった気持ちになったというお話しでございます。

 

今日はこのへんで終わろうと思いますが、オンライサロンの方でもこのようなお話しを時々していますのでぜひ覗いていただければなというふうに思いますし、特に行政の方来年の予算計上もございますので空き家予防策のヒントを得たいなと思われましたらオンラインサロンを覗いてみてください。それでは以上でございます。ありがとうございました。

 

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