空き家のきっかけ7割が相続

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は相続についてお話ししようかなと思っています。「空き家のきっかけ7割が相続」というテーマのお話しです。

 

相続の中身というよりも、空き家になるきっかけが相続だというお話しです。だいたい予想はつきますが、親御さんが亡くなったりご親戚が亡くなったりしたあと、住んでいた家が誰のものになっていくのかというところで、相続問題が出てきます。最近では核家族化が進んでいまして、それぞれ1家族に1軒というように世帯が増えていっているのが現状です。これは地元美浜町でもそうですが、人口は減っているが世帯数はそんなに減っていないと。逆に世帯数が増えていっていると。もっというと1人暮らしの人も増えています。

 

そういう形で亡くなっていくと空き家になり、それを相続するというところで取得する。ですので、今自分が住んでいる家と別に家を取得するという話になるわけです。そういうふうに見ていくと自分の住まいはあるのだけれど、相続した家に住み移るかというとそんなことは多くはなくて、今ある家に住み続けて相続した家をどうするかという話になると思います。そういう現実を想像していくと、最初が肝心だと思うのです。

 

取得をしたあと何年も経ってどうしようかなと迷っているうちにもうどうでもいいかと、離れていればいるほど関係性が薄ければ薄いほどそのような状況になっていくのではないかと思うのです。昔は相談に乗ってくれるような関係性もあったと思いますが、今はそういう関係性が薄くなってきていますのでそういうところも含めると、取得した最初にお声がけしていくのがベストだと思うのですけれども、この相続問題は複雑なもので他人がどうこうという前に家族間の問題というのが出てきます。他人が立ち入る事ではないですし、かといって家族だけでは解決できないという側面もございますのでなかなか難しいところではあります。

 

私個人的な思いですけれども、やはり相続する前。所有者の方がご存命であるときに方向性をつけていくというのが1番いいのではないかなと思います。どういう方向で行ったらいいのかはいろんなパターンがありますのでまだ答えが見えません。いい答えがありましたらまた皆さんにもご紹介出来たらなと思っております。ということで今日は「空き家のきっかけ7割が相続」というお話しでした。ありがとうございました。

 

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