個人情報はこれから複雑化する

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「個人情報はこれから複雑化する」というテーマでお話しさせていただきます。

 

これはLINE上で専門家アドバイスというコンテンツがあるのですが、その中で行政書士の先生のお話しをお聞きした時に出てきたテーマです。その行政書士の先生の専門分野が相続という分野でして、相続の手続きの専門をされています。その先生がいうには時代はどんどん変わってきていると。特に個人情報の扱いについてはどんどんこれから先複雑化するだろうと。先生の言葉を借りるのであれば、目に見える相続から目に見えない相続になっていくというような表現をされていました。

 

これはどういうことかといいますと、今日のテーマでもありますが個人情報。例えばIDパスワード。パスワードが無ければパソコンさえ開けられない。もちろんスマートフォンもそうです。そういうところのIDパスワードの管理が誰でも分かるものでは絶対にダメで、自分自身しか分からないという個人情報。これが多岐に渡ってくる。さらにサブスクリプション。月額いくらみたいな申し込みをすると、さらにIDパスワードが出てくるという感じです。そもそもどんなサービスに入っているのかも分からない。仮に亡くなり、相続しようとなった時に個人の財産もIDパスワードで管理されていますので、これがどんどん増えていく。増えていけば増えていくほど見えなくなってきているというのがお話しの趣旨でした。

 

なるほど、それはやっぱり現場をふまないと分からないというところがありました。個人情報の複雑さというのは止められない。先生が言われておもしろいなと思ったのは、「見えなくなってくるものをどう見える化するかという話」「複雑化するものをどう単純化するかという話」でした。そのやり方のひとつとしてはエンディングノートなどがいいのではないかという話をしていましたが、非常におもしろい視点だな。今までそんなことを我々も考えていませんでしたが、そう言われてみればそうだなというふうに思いましたし、あともう1つ言うとすれば「家族とのコミュニケーションをしっかりとるということだ」ともおっしゃっていました。

 

IDパスワードというのは1番知られてはいけないところではありますが、いざ亡くなってしまうと個人情報というのは家族にはお伝えしないとしっかりした財産が受け継がれないと。最悪は入っていた保険も分からないらしいのです。ですので、個人情報が複雑化するというところを念頭に置いておくほうがよいかと。それをぜひお伝えいただければなというふうに思っております。以上でございます。ありがとうございました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー