空き家六次活用とはうまく表現した

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。さて「おはようございます」といいながらお昼になってしまいましたが、これには理由がありまして、今ほどまである県の方が視察に来てくださっていました。そこで午前中お話しをさせていただきました。

 

「どのような反応があるのかな」とか「どういう経緯で視察に来てくださったのか」という話もしながら、我々ふるさぽの早期決断のお話しを聞いていただきました。非常に興味深くお話しを聞いていただいたのは、「なぜ空き家が流通に出てこないか」というふるさぽの見解ですね。ふるさぽとしては7つ理由がありますという話を講演会でもさせていただいておるのですが、その中でも周りの声に影響するというような話をいつもさせていただいております。

 

それを説明するのに図解でお話しさせていただくのですが、一次的集団・二次的集団・三次的集団というそれぞれ分類をさせていただいて、一次的集団というのは本人・所有者・家族などかなり濃い身内の方を一次的集団といっています。そして二次的集団というのはその周りにいらっしゃる友達・仲間など職場でのつながりといった付随する関係性の方たちを二次的集団といい、三次的集団を我々のようなサポートするふるさぽの位置づけを三次的集団というところで、関係性の濃いところから真ん中1そこから広がって2それから3という形で、ふるさぽとしては所有者の方とは少し遠い関係であるという表現をいつもします。

 

一次的集団の方と我々三次的集団の関係性の中で決断を促させていただいて、所有者の方も何らかの方向性をつけるというところで決断をすると。その決断を二次的集団の方から「まだ早いよ」と決断を覆すような言葉をかけられることがあり、そうすると所有者の方も「周りの方に迷惑をかけたらだめだしな」「やめとこうかな」といって決断が覆されることがよくあるお話しの1つというお話しをさせていただきました。それに非常に感銘を受けていただきまして、身近によくある話だけれどもこのように図解にしていくとなかなかおもしろいよね、というところでその方がおっしゃっていたのが空き家六次活用というようなことをキーワードとして出されました。

 

六次産業というと、一次産業と二次産業と三次産業が合わさって新しいものが生まれていくというのを指すのですが、空き家に関しては一次的集団、二次的集団、三次的集団をかけ合わせたら六になりますよねと。六次活用というお話しをされていましたので、なるほどそういう見方もあるなというふうに今日驚いたわけでございます。これからこの流れがどんなふうに広がっていくかが非常に楽しみでありながら、期待したいなというふうに思っております。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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