空き家とリノベで住まいを楽しむ(空き家マッチングツアー)

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。さて昨日は18回目の空き家マッチングツアーを行いました。コロナの影響で参加者の方は今までよりも少なめでしたが、非常に中身の濃い良いツアーになりました。今回の特徴は若い世代の参加が多かったです。若い世代の方の考え方や空き家というのはこういうふうに使いたいのかというのが、如実に理解できておもしろかったなというような感じでした。今日はそのお話しをしようと思います。

 

若い世代の空き家の考え方というのは、自由にリノベーションができるという新築では味わえないような感じです。我々の世代で考えると家は新築の方がいいというような感じはするのですが、反面遊び心がない業者の選択に従わなければならないという部分は少なからずある。且つ最近の住宅は、その後リフォームするということを前提に考えていないので、自由に創作するということが家の中ではなかなか難しい。間取りを変えるのも難しいですが、古い家や古民家になると柱や壁の構造が決まっていますし、そもそも日本家屋の場合はあとで間取りが自由にとれるような設計になっていますので、意外に部屋割りを変えたいとか部屋の構造を自由に発想したいという要素は十二分にあります。

 

そういう意味では、言葉を選ばずとすれば遊びながら住みたいというような感じの方であれば、古い家も悪くないよねという印象を受けました。さらにもっといえば、うちのメンバーにも空き家ツアーを通じて空き家物件を取得し、そこから自分の好きなようなライフスタイルにあったようなリノベーションをやっているメンバーがいまして、もちろんリノベーションが好きですから携帯にもきちんと写真を残していて、これを今回のツアーの皆さんに「こんなのどう?」と見せたところ、皆さん食いつきが良くある意味感動しました。

 

時代はそういうふうに動いているのかというところと、メンバーが来ていただいている方へのアプローチ、そしてつながりみたいなところ。「なるほど」と思いながら今回は新たな発見をしたというような感じでした。なので、いろんな要素が回数を重ねる毎に見えてきますので、今後ともそういう切り口を活かしながら次の空き家マッチングツアー、今年の6月ごろに第19回を予定しております。お楽しみください。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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