決められないと問題の先送りは違う

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は所有者の早期決断についてお話ししようかなと思っています。空き家になったらすぐ方向性を決めるというお話しはしていますが、簡単にいくことはあまりなく所有者の方もいろいろと問題や課題を抱えています。ただその向き合い方が非常に大事だなという話で今日は「決められないと問題の先送りは違う」というテーマでお話しさせていただきます。

 

当たり前のように聞こえますが、我々の経験上ここは非常に大事なところで、行く末を決められないというのはいろんな課題がありひとつひとつ潰していかないといけませんので、いろんなところで壁にぶち当たってしまっているというような前向きな感じの捉え方をしています。こういう方であれば、ひとつひとつ片づけていければ最終的には時間はかかるかもしれませんけれども決断には繋がっていきます。後者の問題の先送りというところで、きちんと取り組めばすぐに片付くことをめんどくさいなというところで最初から解決するつもりがあまりなく、まあいいかという感じでいきますと問題の先送りになってしまう。

 

入り口が課題にぶち当たって少しでも動いているというところであればいいのですが、壁か何かよくわからない課題なのか問題なのか、問題は自分の心行動だけであれば非常に問題の先送りパターンですので、なかなか後者のパターンであれば決断がされにくい、いわゆる放置につながるという感じになっていくと思います。それは自分の気持ち次第ですからどうにもならないのですが、最終的にこの放置になってくると自分のマイナスの財産になってきますので、というのも解体をしないといけないとなるとお金がかかります。

 

そのための負担をしないといけないとなってきますので非常に難しい問題もありますし、我々がよく話しますけれども登記の問題も出てきます。登記をしないと他人に売ることも出来ませんので、自分の名義に変えてから売買に取り組むという流れになった時にそれを3年も5年も放置してしまっているがゆえに、その人の評価が下がったりするのです。こんな簡単なことなのに5年も10年も放っておくのという話になったときに、売買が成立しないということもたまにありますので、やはり気持ちの問題ですが取り組むという前向きな姿勢が非常に大事だなと、決断には有効的な方法だということを今日はお伝えしました。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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