【効果】どうしても他人と比べたがるを逆手に取る

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日はふるさぽアイテムの効果についてお話ししようかなと思っております。テーマは「どうしても他人と比べたがるを逆手に取る」というお話しです。

 

これはふるさぽアイテムの中でも「どうする空き家」というウェブサイト、空き家の所有者の方が今決断しないといけないのかとか、もう少し先でもいいのかというのを何パーセントという指標で表すと。6つの質問形式で最終的にはこれぐらいの緊急度ですよというのをお伝えするツールのことを言っております。そもそもこれを作ったきっかけは所有者の方がなかなか決断に至らないというところで、「まだまだぜんぜん大丈夫でしょう」というような思いと、何かのきっかけがないと前に進まないというところもありましたので作りました。

 

気軽に誰でも使えるようにということで、ウェブサイトの方で展開をしています。その中でも特徴的なことは、やはり所有者の方の声を聞くと「隣がまだそのようなことをしていない」とか「集落の全体がまだそんなことをしていない」とか「自分の友達が…」という形で、必ず自分と誰かの比較をされます。もっと逆をいうと、他の皆さんがやり始めたら自分もやらなくてはいけないなという形になることも想定していましたので、「周りと比べてあなたは出遅れていますよ」とか「まだ余裕がありますね」という指標をお渡しするということが大事だなというふうに感じていました。なので、誰かと比較するというポイントを押さえながらこの仕組みを構築していきました。

 

相談を受けたときにも「今やらないといけないのか」「もう少し先でもいいのか」ということも声として上がってきていましたので、その比較対象が現実的にはあまりないと。身近にそれを感じていただくということがとても必要だと思いこれを作ったというのが経緯です。結果どうだったかというと、診断していただくことでおもしろがってやってくださるというのと、質問6つでそれぞれの質問にイエスかノーの2択ですので簡単にやっていただけて、指標が100を超えていたり60だったりと数字で表すことができますので、身近に感じていただけたいい効果だなというふうに思っています。

 

ただ他人と比較するという話でいけばここは普遍的で変わらないと思うのです。どうしても他人と比較するという思考は変わらないということを前提に、それが悪いとか良いといった話ではなく特性だと思いますので、そこを上手に活かしてやっていくということも早期決断の流れの1つかなというふうに思っております。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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