所有者だけではない 地域全体に正しい空き家情報を

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「所有者だけではない 地域全体に正しい空き家情報を」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

これも2016年から始めていますメールマガジン「空き家のコト」からの抜粋です。過去のデータですので少しちぐはぐするところがあるかもしれませんが、こういう考え方で今に繋がっているというお話しでご理解いただければなと思います。取り組みとして差はないのですが、そもそも所有者の方に早期決断をする必要があるということは気づいてはいました。

 

それは単に所有者の方だけに決断してもらえばいいというふうに思っていたのですが、決断した後に更に地域の方からの助言であったり声であったりというところに影響されまして、当初の決断を覆すことが稀にありました。これはどうしたらいいのかなと長い時間考えました。そもそも決断を促すということは必要なことですが、逆に体制や方向性を変えるというのはどうなのだろう。地域の方にも否定の言葉というのはきっと耳に入らないだろうし、且つ受け入れてもらえないというところもあるというのは予想も出来ましたので、所有者も地域の方も一緒に決断していこうではないかとその時ぼんやり思っていました。

 

ではその情報を共有するためにはどうしたらいいのかというと、やはり正しい空き家の情報。間違った空き家の情報が噂レベルでどんどん広まっているので、それがいつの間にか本当のことのように取り扱われ、その情報が先走ってしまい相談や決断をした時に変な形で「それはダメだよ」という話になってしまうのです。ですので隔たり無く所有者も地域全体の地域全体の住民のみなさんにも同じような情報を知っていただくというほうが1番近道ではないかと思い、その軸にまた活動を動かしたという感じです。

 

そのような思考で取り組みを変えていったのですが、それに関しては間違いないなと私自身も思っています。というのが、よく考えたら福井県はとくにそうですけれども持ち家率が全国で4番目。その前は3番目でともかく多いのです。だいたい7割ぐらいが持ち家。持ち家の方が7割いるということは多くの方が空き家になることが見込まれます。いわゆる空き家予備軍であるということです。

 

となると、所有者の方だけではなくて地域の人もほとんどの方がこの問題にぶち当たってくると言うことであれば、あながち方向性としては間違いないのではないかなというふうに思っていましたので、そういう意味でも所有者の方だけでなく地域全体に空き家の正しい情報をお伝えすることが早期決断の道に繋がるのではないかというお話しでした。今日はこのへんで。ありがとうございました。

 

 

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