【課題】関わってもらうことの重要性

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は空き家問題の課題についてお話ししようかなと思っております。テーマは「関わってもらうことの重要性」というお話しです。

 

空き家の課題を解決するためにいろんな方法があると思います。ふるさぽが取っている方法としては、皆さんご存知だとは思うのですが自分たちだけの問題ではなくて、出来るだけいろんな方に関わっていただいて主体性を持ち動いていただくということが近道ではないかなというふうに個人的には思っています。その形をどうとっていくかということが非常に大事ですし、1番楽なのは自分たちが主体性を持って動いていくというのが楽だと思うのです。自分たちのタイミングで自分たちのペースで自分たちの熱量で動いていく事は非常に楽といいますか、いつでもどのパターンでもいけるのでいいと思うのです。1番難しいな、1番遠回りだなと思うのが今から話すことです。

 

自分たち以外の方に自分事として考えていただいて主体性を持って動いていただくということが1番大変で遠回りになる事だと思いますし、この話をいろんな方にしても非常に時間がかかりますし、やり方もよく分かりませんし大変ですよね、効果的なのですか?みたいな話をされるのですが、私自身は効果的だと思ってやっています。そして空き家問題というのは社会全体の問題であるということと合わせて、個人の所有物ですので周りがどうこういったところで本人さんが決めないと前に進まないということであれば、何の解決にもならないということがありますので、そこを法律であったり行政の力であったりというのは少し置いておいて、市民活動として作り上げていくにはやはり遠回りしてもいいから関係性を持っていただく、関わっていただくということ、何に関わっていただくかというのが1番の課題です。

 

関わっていただくためのネタづくりというのが非常に大事で心に響かないといけないですし、且つ行動に移していけるようなネタでないと恐らくスルーされてしまうことも多いですし、あんまりやりすぎるとお節介になりますし、あまりにも熱量が低いとスルーされるので非常にこのバランスが難しいというのは、この10年で経験したことです。ただ一方で関わっていただく方が多ければ多いほどその人たちがまた自分事として次の誰かに関わっていただけるということができますので、非常に良い方向には動いています。

 

もう1ついうのであれば地域の方のみならず、それ以外の関係者。簡単にいうと地元を離れた空き家の所有者の方ですね。遠く離れた東京大阪京都みたいなところに住んでいますが、実際の権利としてはその家の所有者であるという方もいますので、いわゆる地元だけでは解決できない1つの問題ではありますので広く関わっていただけるような仕組みが、空き家問題解決には大事ではないかなというふうに思っていますので課題の1つとして今日はお話し致しました。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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