【現場】地域コミュニティはSNSにより進化している

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「地域コミュニティはSNSにより進化している」というテーマでお話しさせていただきます。

 

どちらかというとこれは田舎のお話しです。我々福井県美浜町も人口が1万人をきっています。いわゆる中山間地と言われているような場所ではあります。そんな町ですけれども37の集落が存在していてそれぞれに集落ごとのコミュニティが形成されていると。行政の縦割りの社会の中では集落の存在というのは昔から大きくて、行政が何かをするときにもしっかりと集落の区長さんにいろんなものをお願いしながら、区長さんは区の住民をまとめあげながら行政サービスを充実していったという側面は大きくあります。

 

なので、集落自体は大きな存在で集落コミュニティということも非常に大きな活性化の鍵になるといいますか切り口になっています。その力はSNSが出てくる前と後という表現をすると20年ぐらい前と今では大きく違ってきていると実感しています。それはどういうことかというと、行政から集落、集落から住民へという縦の流れというのがもちろん存在はしていますが、それだけではない町内でも集落をまたぐコミュニティというのは、もちろん友達関係であったりサークル関係であったりというのはあったのですが、ここの集落以外のコミュニティは非常に活発化されていると。

 

今まで世界が小さいものであってあまり表にも出てこなかったですし、逆に一般の方にも見えにくかったのですがSNSの普及によって可視化されてきたというか、こういうおもしろいことをやっているのだなとか、何か町のことでというと集落だけの活動であったり集落と集落が合わさったような流れであったり。ここ最近そういう垣根がなくなったという表現が正しいのかもしれません。自由にいろんなことをやってさらには1人の人に対していろんなネットワークが広がっている、私と近所のAさんという方がいらっしゃるとするとそのAさんと私は共通点はあるけれどもさらに違うネットワークを持っているということになるのですが、先ほどもいうように可視化してきたという方が近いかなと思います。

 

なので、いろんな可能性がこれから広がりつつある、そして広がっているのだなという可能性が以前よりも町づくりや活動を広げていこうなので、空き家の対策もネットワークを利用していくといいますか、活用していくということは絶対に必須ですので、まだまだぜんぜんやってないという方も、地域もあると思いますが遅くはなくて逆に今からやったほうが10年前から続けている我々もスムーズに事が運ぶのではないかなというふうに思っております。

 

ということで今日のテーマは「地域コミュニティはSNSにより進化している」というお話しでした。ありがとうございました。と思うと、そういう切り口でいろんな方と関わるということが非常に大事だなと個人的には思っています。なので、20年前と今とではこの空き家の取り組みに関してもネットワークを広げていくという意味では断然今の方が広がりやすい、そして協力も得やすくなってきているのではないかなというふうに思っております。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー