キーマンが育つことが空き家問題の解決への近道

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空き家社会活動家のためのオンラインサロン「空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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皆さん、おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。

 

今日は「キーマンが育つことが空き家問題の解決への近道」というテーマでお話しさせていただきます。これはPRにもなるのですが、今週の水曜日8月26日に講演会をします。主催の福井県でお声かけいただきまして、まちづくりのお話しをさせていただきます。ずいぶん前から決まってはいましたが、我々ふるさぽが地域再生大賞をいただきまして、空き家だけではなくて全般的にまちづくりのことも含めお話ししてほしいとのことでした。

 

今からお話しすることは、講演会の内容また2016年からずっと行っているメールマガジンの内容ともかぶっていますが、「キーマン」についてせっかくなのでこのタイミングでお話しさせていただきます。このメールマガジンを発行したときにあった物語を少しお話しします。

 

ふるさぽも活動を始めて9年ほど経ちます。当初は早期決断というよりも空き家のこと全般に取り組んでいこうと、知り合いに声かけをして集まった団体です。今のようにがっちりと活動しているのではなくて、仲間内で運営していましたので、ずっと参加する方もいればそうでない方もいて。

 

その中の1人に当時、非常勤講師をされている学校の先生がいました。その方も美浜町出身で美浜町に住んでいて、美浜町の学校にお勤めされていました。彼が美浜町から60㎞ほど離れた福井市に赴任することになり、ふるさぽの活動からも離れてしまいましたが、数年の間に地元へ戻ってこられました。

 

彼は空き家をテーマにNIE(Newspaper in Education)という学校等で新聞を教材として活用し、興味や関心の幅を広げる社会運動をされていました。それを知ったのは当時の新聞でした。この新聞記事を見て、「これだな!」と実感しました。それはどういうことかというと、自分たちの活動以外にテーマとしている空き家の重要性を認識していただいて、その認識した方が違う形で空き家に取り組んでいるという姿。要するに彼はキーマンだったのです。

 

そしてこの数年の間に我々の活動プラス自分の実感としてこれはなんとかしないといけないなという認識が高まり自分で活動し広がりを見せたという話です。まさにまちづくりとは、そういうことだなと。ただ何人かの人たちがこじんまりするのではなく、どんどん広がっていくというのが空き家問題の解決につながるのではないかなというふうに思ったのです。

 

すごく衝撃的な事実で、誰かに教えてもらったのではなくて第三者的に紙面で知るというのはいい広がりかただと当時思いました。この先生だけではなくて他にもいろんな広がりがあるということを、8月26日にお話させていただこうと思っています。

 

このテーマもオンラインサロン空き家ラボの方で詳しくお話ししていますので興味のある方は覗いてみてください。今日は少し長くなりましたが、「キーマンが育つことが空き家問題の解決への近道」というテーマでお話しさせていただきました。ありがとうございました。

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