空き家調査 把握率30パーセントに驚き

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
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皆さん、おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。

 

今日は、「空き家調査 把握率30パーセントに驚き」というテーマでお話しをさせていただきます。いつもながらですがテーマはメールマガジン「空き家のコト」からの抜粋です。この話題も3年ぐらい前のお話しになるとおもいます。

 

把握率30パーセントという話がありましたけれども、空き家調査が平成27年度、空き家特措法が始まって全市町村県単位で進んでやっていきましょうという話があった中での、1年ほど経った28年のニュースから拾い上げたテーマだと思います。

 

空き家特措法が市町村から一気に始まるという期待感がありましたし、「いよいよ変わっていかないといけないぞ!空き家の問題!」と当時個人的に思っていましたが、蓋を開けてみたら実際には30パーセントほどの空き家の把握率。ということは3分の1ぐらいしか実態調査を本格的にやっていない。やれない状況もきっとあったと思いますが、そのへんに非常に驚いていました。

 

足並みそろえながら進んでいくというのも行政のひとつの特性ではあると思っていましたので、みんなの様子を見ながら前に進んでいくのかなという意識も理解もあったのですが、進み具合が意外に遅かったなと当時の実感としてメルマガに書いた覚えがあります。

 

一方で調査云々よりも、空き家予備軍。65歳以上の高齢者単身世帯が思う以上に多いことと、右肩上がりでどんどん上がっていっているということ。まだ空き家になっていない、これから空き家になるという物件のほうが現在あれから振り返ってみると問題としてかなり大きなウエイトをこれから含んでいくのではないかと思っています。

 

現在ある空き家の把握とこれから空き家になるであろう数の把握は絶対的に必要になってくるのではないかと。あれから3.4年経っていますけれども、改めて思う事であると。日々どんどん空き家は増えてきますので、トータル的にもっともっと進んでいく必要があるのではないかなというような気がしています。

 

皆さんはいかがでしょうか。皆さんの地域では調査としてはかなり進んでいるところもあると思いますので、一度皆さんのお住いの町どれぐらいの空き家があるのかということを少し考えて調べていただいて、役場に聞けばネット上にもきっと公開されていると思いますので、そのへんも一度ご確認いただきながらこれからどうやっていこうかなというふうな指標にしていただければなと思います。それでは今日はこのへんで。また明日お会いしましょう。ありがとうございました。

 

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