空き家の相談と流通について(空き家社会活動家向け)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。

 

今日は「空き家の相談と流通について」というテーマで空き家社会活動家の方向けにお話しをさせていただきます。これも実は2016年から始めていますメールマガジン「空き家のコト」からの抜粋です。そもそも空き家の相談はたくさんありますが、その中でも多いのは空き家所有者の方から今空き家になったものではなくて、年月が経ちどちらかというと解体を余儀なくされたお家をどうしようかという相談が多くありました。

 

そういう方向けに問答集ではないですがこういうパターンがきたらこういうお話しをしようというような位置づけで考えており、そういう方がきっと相談者として多いのだなと想定はしていましたがこのメールマガジンを書いた頃に、ある方がいらっしゃいました。

 

かなり珍しい方で、お父さんが亡くなって相続を受けた物件の相談。もう自分たちは使わないのでどうしたらいいですかという相談だったのですが、これはお父さんが亡くなりお葬式が終わった翌日、亡くなって一週間までに相談に来られたという話がありました。

 

こんなことを想像していなかったので我々も非常に対応に困ったのですが、結局のところよくよく話を聞いてみると別荘があり、そこでお父さん自身が趣味の活動をしていたんですが、息子さんたちもそれぞれ家を持っているので、処分に困っており当初からどうしようかと話をしていて、亡くなったらすぐ相談しに行こうと決めていたそうです。

 

またご家族の方それぞれが近くにおらず、このお葬式でしか家族が集まることができないということでこのタイミングになったそうです。このお話しを聞いたら今回のケースはあまり稀ではないなという感じがしました。これから先そういうパターンが増えるのではないかな、家族が近くにいない遠方にいるということでなかなか集まったり頻繁にお会いしたりすることができないタイミングなのかなと思ったので空き家の相談と流通についてはタイミングが大事だなと改めて感じました。

 

こういう相談内容や流通の流れはオンラインサロン空き家ラボの方でも詳しくお話しをしていますので、ぜひそちらの方も覗いていただければなというふうに思っています。また、オンラインサロン空き家ラボではメンバー同士の交流もどんどん深まっていますので、そのへんもまた楽しみにしていただけたらなと思います。それでは今日はこれで終わります。ありがとうございました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー