希望者のニーズはデータベース化へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。雪も落ち着きまして、晴れの日がしばらく続くということで最近では日が長くなってきました。今日は「希望者のニーズはデータベース化へ」というテーマでお話しさせていただきます。

 

空き家ラボのほうでもこの話題は少しさせていただきましたが、所有者の決断というテーマを掘り下げていけばいくほど、所有者の方の不安要素というものがけっこう見えてきます。実際に貸したり売ったりという決断をされた場合そのニーズはあるのかどうかというのは、非常に気になるところです。そのニーズがあれば「次のステップへ行きましょうか」というふうになるのですが、そのニーズが全くない状態での手放す決断が所有者本人からすると、非常に不安であるということになりますので、地域にそれぞれのニーズがどれだけあるのかということを所有者の方に伝えた方がいいかなと個人的に思っています。そのためには希望者の方の声を聞くということが大事です。

 

その声をどうやって集めていくか、ふるさぽの場合はデータベース化していますので、いつ誰がどんな相談をされたかというのが分かりますので、ある一定の集計はできるようにはなっています。今回はスタッフにそのデータベースを出してもらい見ましたが、非常におもしろい結果が出てきました。相談は私が受けることがほとんどですので、「あんな話あったな、こんな話あったな」というふうに出てくるのですが、集約すると地区ならではのことが見えてきました。

 

例えば1つお話しすると、美浜町は海沿いの町です。日本海に面していて、釣り客の方が多くいらっしゃいます。来られるのは中京方面の方がほとんどです。高速道路を使用すれば1時間半ほどで来ることができます。週末に釣りを楽しむというようなことをされている方がいらっしゃって、魚釣りといえば朝が早い。となってくると夜に出てくる。そして車の中で寝泊まりをして釣りを楽しむ。ということをしばらくしていたのですが、通うたびにどうせなら借宿がないかなというようなニーズが最初は1件2件ぐらいだったのですが、ここ2.3年多いです。

 

余暇の時間が多くなってきたというところが時代の背景としてあり、それが空き家のニーズに繋がっているということが見えてきました。このように地域それぞれニーズがないことはないと思うのです。そのへんを掘り下げてデータベース化して、その情報を所有者の方にお渡しするということは非常に大切なことかなと思っております。続きの方はオンラインサロン空き家ラボの方で詳しくお話ししていますので、ぜひそちらのほうもご覧ください。今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー