アプローチは住んでいる空き家予備軍のときから

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「アプローチは住んでいる空き家予備軍のときから」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

これも前回同様2016年から始めていますメールマガジン「空き家のコト」からの抜粋です。数年前から話している事ですが、ふるさぽの特徴としては活動しながらどんどん課題を見つけていき解決していくというような手法をとっていますので、どれだけ現場に出て現場から拾い上げていく声を真摯に見つめ直すかみたいなところの中から出てきた活動の一端です。

 

もともと空き家の問題は所有者の大きな問題ではありますが、所有者だけで本当にいいのかなというところに行きつきました。というのが、数字を拾い上げて行く中で、空き家の数とこれから空き家になるであろう家の数、役場にいくとよくわかるのですがデータとして65歳以上の単身高齢者世帯というくくりでデータを持っています。一般的にも調べることも出来ます。それを見たときに愕然としました。

 

当時空き家の棟数でいうと、420軒ほどありました。世帯数でいうと280ぐらい。それと比較して先ほどの65歳以上単身高齢者世帯というのが600ぐらいあったわけです。福井県は持ち家率が高いので7割ぐらい持ち家率があり、日本でも上位の方にいます。それを考え、600軒のうちの7割ぐらいが持ち家だという想定をするとほとんどの家が空き家になる可能性があるのではないかという感じがしました。

 

今既にある空き家よりも数が多くて、どちらかというとこっちのほうが深刻であるという話があり、これを我々は空き家予備軍と呼んでいるのですが、空き家予備軍に対してなにかアプローチをしなければ必ず今と同じように空き家問題に苦しむ。さらにもっと今ある数プラス同じぐらいの数もしくはそれより多い数が出てくるというのは想像を絶するわけです。これはまずいなと思い、そういう意味からでも空き家予備軍も空き家対策の1つとして視野に入れていかないといけないというふうになったわけです。

 

その当時空き家予備軍というキーワードがあまり言われておらず、最近はよく聞きますが。当時、日経新聞にそのキーワードが出ていましたので、空き家予備軍と検索してみたらほとんどなく、解説すると言っても65歳以上の単身高齢者世帯というようなくくりでしかなかったのでこれはきちんと説明した方がいいなと思い、ふるさぽのホームページに空き家予備軍についてというので1ページ作りました。

 

これは半年ほど前に作りましたので、1度検索していただければ空き家予備軍だけでグーグルのトップに出てくると思います。1度ご覧下さい。そうするとなぜ必要なのか。今言ったお話しプラスαのお話しがそこに出てきますので、1度ご覧いただければなというふうに思っています。少し長くなりましたがこれで終わります。ありがとうございました。

 

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