田舎の空き家問題は未来に待ち構えている

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「田舎の空き家問題は未来に待ち構えている」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

これも2016年から始めていますメールマガジン「空き家のコト」からの抜粋になります。空き家はそもそも降って湧いたような状態ではなくて、順をおって空き家になっていくというプロセスが出てくるのですが、いろんな調べによると実家のお家が空き家になることが多く、それは父親や母親おじいさんおばあさんが亡くなったあと、相続をする関係が空き家になる物件の7割ぐらいと言われています。今回お伝えしたいのは、我々どちらかというと専門家といわれる方ですので自分が経験することは、皆さんの経験を見てきたりとかお伝えしたりという意味では、たくさんの事例を目の当たりにして経験値は非常に高いです。

 

ただ初めて相続を受けた人というのは、経験が初めてな方がほとんどです。見たり聞いたりはするけれども体感として目の前にあるものをこなしていくということに関しては初めての経験であるがゆえに、正しい判断ができにくいのです。だいたい都会の方は物価が高いというのもありますが、持ち家率が低い。田舎にいけばいくほど持ち家率が高い。福井でいうと70%ぐらい。全国で4番目ぐらいです。この差が非常に田舎にとって不利になる部分だと思います。

 

相続した方が都会にいらっしゃることも多いので都会にいるその人が初めて、初めてな経験がゆえにうまいこと立ち振る舞いができない、その家がどこにあるのかというと田舎にある。というと距離も遠く関係性も少し薄くなっている状態の中でさらに空き家が増えるとなると、都会の空き家事情よりももしかして田舎の空き家事情の方が非常に問題の質として解決策などを考えていかないと大変だという話です。

 

ともかく言いたいのは都会の方がのんびりしている感じでまだ大丈夫と言うかもしれませんが、紐解いていくとこれから待ち構えている課題が複雑で且つ多くの課題があるというようなことを今日はお伝えしたいという事でした。今日はこのへんで。ありがとうございました。

 

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